部下やメンバーとの会話バリエーションを増やす方法
部下の環境は一人ひとり違います。ということは、一人ひとりのことについてのデータを持たない限り、その人に合った関わりを持つことは難しくなります。まずは部下についてデータベースを持つことです。以下は、相手とのコミュニケーションがとりやすくなるために注目すべき項目です。日常の中で、これらのデータを得ることを意識して関わってみてください。
- 家族構成は?
- 学生時代の専門は?
- 趣味は?
- 強みは?
- 大事にしている価値観は?
- ストレスが高くなるとどうなる?
- オフのときは何しているか?
- 仕事で大事にしているポリシーは?
- 5年後はどうなりたいか?
- 過去の成功体験は?
- 生産性がもっとも高い時間帯は?
- 気分転換に何してる?
- どういうときにモチベーションが上がる?
- どういうときにモチベーションが下がる?
たとえば、相手が欠勤した翌日に「昨日はどうした?」という一般的な声がけではなく、データベースがあれば、「月曜日に休むなんて君らしくないけど、何か重要なことがあった?」と、より具体的で相手の状況に合わせた言葉をかけることができ、メンバーとの信頼関係の度合いが深まります。
ちょっとしたときの声がけは、相手への信頼関係を示すチャンス。その時に確実に心に響くメッセージを伝えるために日々のデータベース作りに取り組んでください。