コーチング/人材育成・組織作り

自立した部下を育てる効果的な会話(2ページ目)

自分で考え、自分で行動を起こすことができる自立した部下。誰もがそういう部下と仕事をしたいと思うでしょう。では自立性を育てるには、何から取り組めばいいのでしょうか。自立した部下を育てる効果的な会話をご紹介します。

平野 圭子

執筆者:平野 圭子

コーチングマネジメントガイド


部下の自立度をチェック

あなたの部下は、自立的に行動しているでしょうか? 以下のリストで部下の状態をチェックしてみましょう。
  • まわりの人の顔色を見て行動している
  • 苦手な人との関わりを避けている
  • 日ごろから不平、不満が多い
  • その時ではなく、後になってから愚痴を言う
  • 人から注意されてもなかなか認めない
  •  「~のせいでこうなった」などの自己正当化が多い
  • なかなか決断しない
  • 大切なことを後まわしにする傾向がある
2つ以上チェックがついたら、すぐにでも部下の自立性を育てるための取り組みを始めることが必要です。

自立している人は、多くの可能性から自分の行動を選ぼうとします。一方、Cさんのように「~のせいで」という言い訳を使う人は、被害者的な立場をとろうとします。

自立した人は、起こったことに反応したり他人のせいにせず、「いま、自分がとれる最善の行動は何か」「ほかに何ができるか」と自ら問いかけ選択肢をひろげ、その中から自分の行動を選択しています。あなたが部下を自立した人に育てるには、問いかけをするところからはじめてみてください。
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