会話に自立の度合いが現れる
会話から部下の自立を育てることができる
上司A:「C君、9時の会議で使う資料はできた?」
部下C:「すみません。本当は朝一番で仕上げようと思ってたんですが、B部長との確認の打ち合わせがなかなかできなくて……」
上司A:「それで資料はどうした」
部下C:「打ち合わせが終わったばかりなので、内容をチェックしてからと思っていて……」
上司A:「だったらいつ出来るんだ」
部下C:「一応チェックは済んだのですが、コピー機の調子が悪くて修理しなければならないみたいで……」
上司A:「……」
こんな経験はないでしょうか。Cさんの会話の特徴は言い訳が多く、基本的には自分には責任はないというスタンスから話しています。このような会話を続けさせてしまうと、いつまでも自責思考できないポジションをとり続けます。
一方、自立した人は、このような状況で「申し訳ありません。確認してからお渡ししたいので、後15分ほどでできます」と、スケジュールとともに自分が責任を持って完了させることを伝えます。