営業名刺の作り方、3つのポイント
名刺を整理しながら、“この人誰だったか……?”と思い出せないことがあります。時間が経つと、名前だけでは思い出せないことが多くなります。 |
■顔写真を入れる
名刺の名前を見て、“この人誰だったかなぁ…?”と思い出せないことがあります。しかし、顔写真があれば、名刺交換した時の印象や話した内容を思い出すことができます。名刺交換した後へ、自分の印象を相手へしっかりと残すためには、顔写真入りであることが不可欠です。
顔写真で注意が必要なのは、掲載するイメージによって印象が固定されてしまうということです。自分がどう見られたいかを考えて、名刺に使う写真を選びましょう。表情や顔の角度によっても、与える印象は大きく変わります。デジカメとパソコンがあれば、撮影した写真を自分で加工・編集することができますが、好感が持てる、信頼できそうな人を演出するには、プロのカメラマンの力を借りることも必要になるかも知れません。また、顔写真の代わりに似顔絵を使うという方法もあります。キャラクター化することで、自分が思うようなパーソナルイメージを作れるだけでなく、名刺のアイキャッチとして活躍してくれます。
■業務内容を分かりやすく記載する
フリーランスのサイトで実施している「あなたの一票」のアンケート結果によると、業務内容を掲載していない方が、約半数もいました。名刺片面の情報スペースに、書き込める情報量はなかなかのもの。これは、とてももったいないことです。業務内容と言っても、仕事の守備範囲が多岐にわたる場合は、現在増やしたいと思っている仕事、または得意なことの優先順位をつけて箇条書きで列挙しましょう。詳しい業務内容や過去の実績については、ホームページへ掲載して、名刺にホームページのURLを記載してアクセスしてもらうようにします。
■簡単なプロフィール(自己紹介)を入れる
仕事を頼める人かどうかというのは、仕事のスキルだけで判断されるわけではありません。一番は、信用できる人かどうかになります。初対面の不安感は、相手に対する情報が全くないことによります。そのため、営業名刺には、人となりを伝えられるように、簡単なプロフィールを記載しておきます。生年月日、出身地、出身校、趣味・特技、モットーなどを書き込んでおくと、名刺交換の際に、話のきっかけづくりにもなります。例えば、初対面であっても、その場で出身校が同じで先輩、後輩だということが分かったらどうでしょう。そこで、一挙に距離感が縮まるはずです。