起業・会社設立のノウハウ/フリーランスになる

望月愛生さん:自称ライターからスタート!

ツテもコネもない状態から、自分を売込む努力を続けてフリーのライターへ転身をはかった望月愛生さん。得意な「中国語」が、大きなセールスポイントになったそうです。

執筆者:塚田 祐子

※【All About ライターズ白書】は、フリーライターとして各分野で活躍されている All About のガイドの皆さんへ、「独立」に関するアンケートをお願いし、その結果をご紹介するものです。



プロフィール

昭和43年夏・大阪府生まれ。現在は東京在住です。フリーライター。
雑誌を中心に、振っていただいた仕事は何でもやります。「仕事のオファーは断らない」がモットーだったのですが、 昨年末に体調を崩し、現在も療養中のため、初めて仕事をお断りするという経験をしました…ちょっと凹んでいます。そろそろ復活の予定です。
ガイドサイト:「中国語」

独立するまで

・小さい頃なりたいと思った職業は:
小学校1年生の文集に「おはなしをつくるひとになりたい」と書いた覚えがあります。小学校5年生のときは、個人で新聞を作ることをやっていてそれがとても楽しく、新聞記者もいいなぁと思いました。

・独立するまでの経緯(学歴、職歴)は:
文章を扱う仕事をしたいという気持ちは高校生の時からありました。しかし大学卒業時、就職活動をするときに出版社などマスコミ系はひとつも受験しませんでした。その理由のひとつは、自分の将来や、やりたい仕事などについて、いろいろ悩み、目標がしぼりきれなかったこと…もうひとつは、どんな職場に行っても、文章や言葉を扱う仕事はできるのではないか、と考えたことが理由です。

結局、大学卒業後、教育関連の職場に就職し、受験のサポートや学習相談などをする仕事につきました。そこで、社会人としてのルールや事務仕事の基本的なことを学びつつ、じわじわと「パンフレット作成」など、言葉を使う仕事に近づいていきました。その傍ら、劇団四季の「在宅ライター募集」に応募し、採用してもらうことができました。機関紙の企画や、観劇記、舞台紹介記事などの仕事を初めていただき、初めて「ライターの仕事」をすることができました。

しかし、「在宅ライター」としては、小さな仕事を少ししただけで、原稿や企画がボツになることが多く、積極的に動かなかったため、先方からは忘れ去られてしまったようです…。けれど、劇団四季のライターに採用していただいたことは、わたしの中で大きな自信になりました。それから、出版関係の人材募集を見てはいくつか履歴書を送る…という転職活動をしました。

・独立しよう!と思い立った切っ掛けは:
大学卒業後からずっと働いていた職場で、学ぶべきことはひととおり学びつくしたかな…と思ったから、というとカッコつけすぎですが、「よし、もう会社辞めよう」と思ったことがきっかけです。独立とか、そういうちゃんとしたことを考えていたわけではなく…。なんか、そういう気持ちになってしまって、 とにかく自分の環境を変えよう、そうしないと次のステップには行けないかな、と思ったのです。

自分でいうのもなんですが、勤めていたときは、職場の中で自分の仕事を精一杯がんばってました。もうこれ以上がんばれない、と思ったら辞めよう、と思っていたので、その時がライターへの転機だったのだと思います。

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