起業・会社設立のノウハウ/フリーランスになる

【仕事術】「信頼デキル人」に仕事は集まる(2ページ目)

仕事をする上で最も重要なことは、「信頼関係の構築」です。信頼されてこそ、新規の取引先から仕事を受注できたり、継続的な取引が可能になります。そこで、「人から信頼されるポイント」を見直してみましょう!

執筆者:塚田 祐子

継続的に仕事を発注したいと思われる人、
二度と仕事が来ない人との違いは?

仕事術、信頼関係
新規の取引先との仕事が完了しました。さて、ここで問題です。評価されて、継続的に仕事が発注されるか、それとも、二度と仕事が来ないか……。仕事がドンドン増えていく人は、取引先との信頼関係を構築するために、次のような点に注力しています。


■相互理解に時間をかける
新規の取引の場合は、お互いの理解が十分にできていません。依頼された仕事内容を理解し、的確に対応するためにも、前提条件や、背景などを理解する必要があります。また、提案内容を取引先に理解してもらうことも必要です。お互いが納得して仕事をしていくためには、話し合うことが必要で、当然これには時間も労力もかかります。信頼される人は、この作業を面倒に思ったり、手抜きをしません。
【コレはNG!】相互理解が得られないまま進めた仕事は、ほとんど途中でトラブルになるか、納品時にクレームがついてしまいます。

■言ったこと、約束したことは守る
言ったことができない。約束した納期に遅れる。これでは、当然ながら信頼関係は壊れます。信頼される人は、打合せで取り決めた内容やその場で結論が出ずに懸案事項となったことを、必ずメモし、さらにToDoリストにして、納期を守れるようスケジュール管理をしていきます。また、誰にも予測外の出来事が起こります。万が一、約束を守れないような状況が発生した時は、すぐに連絡をして謝ります。そして、善後策を相談して対処します。
【コレはNG!】サービス精神から、つい納期を早目に言う癖がある人は要注意です。初回の仕事から約束の期日に遅れると、確実に不信感を与えます。

■確認作業を怠らない
納品時に、「頼んだ内容と違っている!」と言われて、やり直しになったり、最悪、料金の不払い、減額になるケースがあります。これは、仕事の依頼を受けてから納品するまでの間の確認作業を怠った結果といえます。信頼される人は、発注者の要求を満たす成果物を納品するために、要所要所での確認作業を怠りません。
【コレはNG!】仕事の評価基準は、発注主にあります。自分が良いと思うことが、取引先にとっての良いことにならないことがあります。そのために、自分の理解が間違っていないかを確認しながら作業を進めることが不可欠になります。

■多少の無理には対応する
デキルこと・デキナイことは、はっきりさせ、安請け合いしなことは、約束を守る上でも必要なことです。しかし、「それは無理です。」「それはできません。」と言っていると、敬遠されてしまいます。信頼される人は、担当者からの依頼でここぞと言う時には、多少の無理と思っても対応するよう努力します。そして、その頑張りは「いざというときに頼りになる人」という評価になります。
【コレはNG!】常に無理を聞くのは、自分の首を絞めることになり、立場を弱くするだけで逆効果です。


仕事を増やしていけるかどうかは、常に、信頼を得られるような仕事のやり方をしているかどうかにかかっています。周囲から信頼されて「この人と仕事をしたい」と思ってもらえると、仕事はよりスムーズに運ぶようになります。この努力は、継続していくことが大切になります。


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