このまま一生会社員…、それとも独立・起業するか!
会社員でいることにもリスクが伴う今、一生会社勤めを続けるか、思い切って独立するか、それは人生を決める大きな選択です。 |
そこで、吹き荒れたのが“リストラの嵐”です。コスト削減が、最大の経営課題となり、固定費を占める人件費のスリム化を始めました。それまで日本企業が採用していた、終身雇用、年功序列は崩壊し、実力主義の時代が到来しました。いわゆる「勝ち組」「負け組」という言葉が生まれ、盛んに使われました。
そこで、多くのビジネスパーソンは、会社員でいることのリスクを学ぶことになりました。これまでのような「会社人間」ではやっていけない、ということを学習したわけです。企業側が求める人材も、変わりました。指示されたことを完璧にこなすだけではダメ。どんな場面においても、打開策を積極的に提案し、業務を推進しようとする姿勢やリーダーシップ、交渉力や調整能力を持った人が求められるようになりました。
その結果、会社員であっても、高い専門性を持ち、(経営者の視点でモノを考えられる)経営センスを身に付けていることが要求されています。「一億総プロフェッショナルの時代」です。すると、ある程度の経験を積むと、独立・起業という選択肢も出てきます。また、40代、50代から定年後の働き方を視野に入れると、早期に独立するという選択もあります。
それでは、それぞれを選択した場合のメリット、デメリットを考えてみましょう。
さて、あなたは、どちらを選びますか?