起業・会社設立のノウハウ/フリーランスになる

起業vs会社勤め 本当の勝ち組はどっち?

このまま会社勤めを続けるか、一度の人生、思い切って起業するか。なかなか悩むところです。そこで、それぞれのメリット、デメリットを考えながら、人生の勝ち組となるための決断時期とポイントを考えてみましょう。

執筆者:塚田 祐子

このまま会社勤めを続けるか、一度の人生、思い切って起業するか。なかなか決断できずに悩むところです。そこで、それぞれのメリット、デメリットを考えながら、人生の「勝ち組」となるための決断時期とポイントを考えてみましょう。

このまま一生会社員…、それとも独立・起業するか!

起業vs会社勤め
会社員でいることにもリスクが伴う今、一生会社勤めを続けるか、思い切って独立するか、それは人生を決める大きな選択です。
かつては、大企業に就職できれば、一生安泰という神話がありました。しかし、日本の経済成長はピークを迎え、1990年代(バブル崩壊)から2000年にかけて、多くの企業は、円高や国際競争、デフレ不況により、企業の存続を問われる、厳しい時代を迎えました。大企業も例外ではありません。

そこで、吹き荒れたのが“リストラの嵐”です。コスト削減が、最大の経営課題となり、固定費を占める人件費のスリム化を始めました。それまで日本企業が採用していた、終身雇用、年功序列は崩壊し、実力主義の時代が到来しました。いわゆる「勝ち組」「負け組」という言葉が生まれ、盛んに使われました。

そこで、多くのビジネスパーソンは、会社員でいることのリスクを学ぶことになりました。これまでのような「会社人間」ではやっていけない、ということを学習したわけです。企業側が求める人材も、変わりました。指示されたことを完璧にこなすだけではダメ。どんな場面においても、打開策を積極的に提案し、業務を推進しようとする姿勢やリーダーシップ、交渉力や調整能力を持った人が求められるようになりました。

その結果、会社員であっても、高い専門性を持ち、(経営者の視点でモノを考えられる)経営センスを身に付けていることが要求されています。「一億総プロフェッショナルの時代」です。すると、ある程度の経験を積むと、独立・起業という選択肢も出てきます。また、40代、50代から定年後の働き方を視野に入れると、早期に独立するという選択もあります。

それでは、それぞれを選択した場合のメリット、デメリットを考えてみましょう。


さて、あなたは、どちらを選びますか?
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