起業・会社設立のノウハウ/フリーランスになる

【3-3】 3年後の自分の姿、見えますか?

3年後、5年後どうなっていたいか。将来の自分の姿、目指すキャリアビジョンを、独立の準備段階で描いておきましょう。独立後、それが大きな指針となって進むべき方向を示してくれます。

執筆者:塚田 祐子



フリーランスの独立マニュアル
【 独立準備1:自分を知る 】

▼連載のバックナンバー:
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【 独立準備:自分を知る 】
【1】キャリアの棚卸で発見できるもの
【2】自分に合ったワークスタイルとは


【3】3年後の自分の姿、見えますか?

なりたい自分の姿をイメージ

独立したら、何歳まで仕事をするつもりでいますか? フリーランスには「定年制」がないので、全て自分で決めることになります。自分でリタイアを決めるまでの数十年間という長い期間。どう仕事をし、どのようにキャリアアップしていきたいと、今、考えているでしょうか。

フリーランスは、仕事内容も未来も自分で自由に描けます。それを自分で選びとれることこそが特権といえます。

人生、成行きまかせの展開もあります。それもドラマチックで楽しいかも知れません。しかし、独立後、頼まれた仕事を、売上のため、実績のため、とやみくもにこなして行くと、いつしか取引先にとって都合のよい「便利屋さん」になっていたりします。その結果は、忙しくなっただけで利益は…、ということになりかねません。

しかし、独立する前に自分のキャリアプランをしっかりと描いておくと、その方向性にとって、今の仕事がプラスになるかどうか、という判断基準が生まれてきます。それが、重要な指針となっていきます。

キャリアビジョンを描く

キャリアビジョン
3年後の自分は、どうなっていたいですか?
それでは、近未来の自分、独立して数年後の姿をイメージしてみましょう。イメージしたら、それが夢であっても希望的観測であってもいいから、成りたいと思うその姿をキャリアビジョンとして書きとめておきましょう。

先ずは、3年後の自分の姿は?
5年後、10年後は、どうなっていたいですか?

このキャリアビジョンは、自分への初心表明として後々大きな意味を持ってきます。是非、紙に書いて、毎日眺めましょう。すると、なりたい自分へ近づくために「今何をするべきか」という考え方をするようになります

キャリアビジョンの書き方を、次ページでご紹介します>>
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