起業・会社設立のノウハウ/フリーランスになる

自分の人脈を生かす“整理術”(2ページ目)

独立して仕事をやっていけるかどうかの要素として、「人脈」が挙げられます。独立準備の一環として、自分の人脈を一度整理して、“頼りになるひと・リスト”を作ってみましょう。

執筆者:塚田 祐子

頼りになるひと、何人いますか?

人脈の一覧表を作って、眺めてみると…、さて、いざという時に頼りになる人は、何人いますか?

損得抜きで、何かあったら全面協力、支援してくれる人がどれだけいるか、それはフリーで仕事をしていく上で大きな資産となります。家族や長年の友人、良き仕事仲間は、大切にしておきたいものです。

さらに、日頃から人脈を広げる努力をしておきましょう。それには、次のようなちょっとした努力が必要です。

■人脈を広げるには

1.面白そうな集まりへお誘いがあったら、気楽に参加してみる(出不精はNGです)
2.セミナーや勉強会に出席したら、講師や参加者と名刺交換をする
3.インターネットのコミュニティ、オフ会に参加してみる
4.上司、先輩の人脈を紹介してもらう
※部下、後輩として信頼されれば、自分のキャリアより上の人脈を紹介してもらうことができます。
5.自己紹介で、自分を印象づける
※仕事に直結させるためには、相手から“どんな仕事を頼める人”か分かるような自己紹介をすることが必要です。
6.名刺には自己データ(特に業務内容)をしっかり記載しておく
7.名刺交換した後、お近づきになりたい人へは積極的にコンタクトを取る(お礼状、暑中見舞い、年賀状等、ツールは色々あり。)

名刺交換をしただけでは、人脈とは言えません。名刺交換の後のコンタクト、コミュニケーションが大切です。コンタクトといっても、特別なことをする訳ではありません。会った後にお礼状を出したり、改めて自分のプロフィールや仕事内容の情報を送ったり、先方の情報をいただいたりして、相互理解を深めていくということです。

お付合いを続けていきたいと思う人がいたら、近況報告や相手を気づかう一言を添えて、「暑中見舞」や「年賀状」を欠かさず出して、礼節を尽くしておきましょう。

そうすれば、何か相談事や頼み事で突然に連絡をしても、相手は自分のことを忘れずにいてくれた事を喜び、快く対応してくれるはずです。(人は、他人から必要とされることに喜びを感じ、自分の存在価値を確認するものです。)

人脈は、フリーランスで仕事をしていく上で、必要不可欠な要素です。いくら仕事が出来ても、1人の力には限界があります。協力、支援してくれる仲間がいてこそ、大きな仕事へもチャレンジができます。

独立を視野にいれたら、是非一度、自分の人脈を見直してみて下さい。そして、周りの人との繋がりを大切にして、豊かな人のネットワークへと育てていきましょう。そして、同時に、多くの人から、ブレーンとして頼りにされる人へ、自分自身も成長をしていきたいものです。

人脈(独立して仕事ができる環境)は、1日にして成らずですね。

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