起業・会社設立のノウハウ/フリーランスになる

「暑中見舞い」で爽やかに営業フォローを!

暑中見舞いは、年賀状と合わせて、お世話になっている方への半年に1度のご挨拶のタイミングです。夏のご挨拶とともに近況報告をして、爽やかに営業フォローをしましょう。

執筆者:塚田 祐子

暑中見舞いを出しましょう!

暑中見舞い
暑中見舞いで、夏のご挨拶とともに爽やかに営業フォローを!
日本では、その昔1年を2つの期に分けて、その始まりとなるお正月とお盆に、日頃お世話になっている方やご無沙汰している方へ「今期もよろしくお願いします」とご挨拶回りをしていたそうです。ハガキによる「暑中見舞い」は、その風習が簡略化されたもので、暑い季節に相手への気遣いの気持ちを伝えたり、近況をお知らせする季節のご挨拶になります。

暑中見舞いには、人との関わりを大切にする気持ち、相手を思いやる心がこめられているわけですが、残念なことに暑中見舞いを出す方は、年賀状に比べるとぐっと少なくなります。しかし、半期に一度のご挨拶は、フリーランスにとって、欠かしてはいけない営業フォローのタイミングになります。取引先の担当者やお世話になったままになっている方、ご無沙汰して気になっている方へ、ぜひ暑中見舞いを送って、日頃の感謝やお礼を伝えましょう。


暑中見舞いの基本マナー

暑中とは、小暑と大暑を合わせた期間で、7月7日頃から立秋(8月7日頃)の前日までになります。そのため、暑中見舞いは、この期間に出すのがマナーになります。実際には、梅雨明けから立秋の前日までの間に出すのが一般的です。立秋を過ぎると暦の上では秋になりますので、いくら暑くても、残暑見舞いになるので注意しましょう。残暑見舞いを出すのは、8月末までがリミットになります。

書き方の基本は、以下のようになります。文体や文面は、送る相手によって変わりますが、取引先や目上の方へは言葉使いに失礼がないように。夏季休暇を取る場合、仕事関係者へは、必ず休業期間について記載しておきましょう。

■書き方の基本
1.季節の挨拶:暑中(残暑)お見舞い申し上げます。
2.相手への気遣い:猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
3.自分の近況を伝える:※近況報告を書き添えます。
4.相手の健康を祈る:暑さ厳しき折、お体を大切にお過ごしください。
5.日付:平成○○年 成果(※暑中見舞いの場合)

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