【数字をつかってシミュレーションをしよう】
私が個人的に調査した46社をみると、注文率1%を下回っているところは苦戦もしくは廃業しているケースが多いということです。そして、この1%台のオンラインショップが31社という状況です。
これは1日のページアクセス数が200であれば2件、50であれば、2日で1件という具合です。このように1%を下回るとビジネスとして成り立ちません。
一方で好調に推移しているのは3%以上をキープできているところです。中には12%をあげているオンラインショップも存在します。また、調査した46社のうち、粗利益率は40%で計画しているショップが40社、最低客単価3000円以上に設定しているショップが41社のうち5000円以上が36社という結果でした。
【ケース1】
月間の粗利益額を20万円、粗利益率40%、客単価5,000円、注文率1%、月間日数30日として設定したケースでシミュレーションしてみましょう。
□月間粗利益額200,000円
□粗利益率:40%
□客単価:5,000円
□注文率:1%
□目標達成に必要な月間売上高: 500,000円
□月間注文件数:100件
□月間に必要なアクセス数:10,000アクセス
□1日に必要なアクセス数:333アクセス
となります。
次のページでは、粗利益率と注文率を変更した3ケースをご紹介します。