【計画段階で必要な経営指標とは】
予想の数字でご準備していただきたいのは
1)必要月間売上高=月間目標粗利益額÷粗利益率
2)必要月間注文件数=必要月間売上高÷客単価
3)月間注文率(%)=月間注文件数÷月間アクセス数×100
4)必要月間アクセス数=必要月間注文件数÷月間注文率
5)1日の目標達成アクセス数=必要月間アクセス数÷30日
6)売掛債権回転期間(日)=(受取手形+売掛金)÷(売上高÷365日)
これらの6つの項目は実店舗においても共通した指標ですけが、1つだけ異なっているのは3)注文率に特に重きを置くことが大切なポイントとなることを今回のガイド記事で覚えておいてください。自店舗のウェブページにアクセスした人の中から実際に購入してくれる「注文率(%)」は上記の公式によって求められます。
オンラインショッピングでの起業・独立を考えておられるみなさまへはこの6つの指標をつかって、計画段階での準備をお奨めします。まず、今回のガイド記事では1)~5)に着目してご紹介します。
まず、計画の段階で必要なのは固定費がいくらかかるのか、少なくともこの固定費を売上が超えている必要があるのは言及するまでもありませんが、その上でいくら粗利益を確保する事業とするのか?社長としては悩むところだと思います。
売ることも大事ですが、いままでのガイド記事でご紹介しているように経営を永続させることがもっと大事ですので、最低確保すべき額(粗利益額)を一定にして儲かるためには?と一歩踏み込んでご紹介したいと思います。
次のページでは具体的に数字を使ってご紹介します。