起業・会社設立のノウハウ/起業・独立開業の準備

交流会ってうまく使えてる?(2ページ目)

実際に会社を作ると、心の底から気づく人脈の大事さ。しかしながら、なかなかうまくは作れないもの。そんな人脈づくりに大事なポイントを専門家に聞いてみました。

執筆者:日下 康幸

交流会の出会いをビジネスにつなげるために!

株式会社フューチャーゲート
株式会社フューチャーゲートは活きた交流作りを支援
なかなかビジネスにつながりにくい交流会。実際にどのようなことを気をつけると交流会をうまく使えるか秦社長に伺ってみましょう。

ガイド:起業したばかりの方が、交流会などに行かれる際に気をつけた方がいいことがあれば教えてください。

秦社長:まず、自分自身が交流会においてどういう目的とニーズを持って参加するのかを明確にすることです。それが明確でないとどんな交流会に行っても無駄に終わります。目的とニーズが明確になったら、それにあった交流会を探すということです。あとは、名刺交換した相手と自社が提携したらどんなビジネスが産まれるかをしっかりイメージしていくことが大事です。イメージして積極的に提案しながらアプローチしていけば、ビジネスにつながる確率も格段に上がるはずです。

ガイド:本当にビジネスにつながるためには結構大変な道のりがありませんか?

秦社長:そうですね。「目的」や「ニーズ」が一致したとしてもなかなかビジネスにつながることも少ないかも知れません。先ほどお話したように、相手との明確なゴールをイメージしても進め方などがうまくないとビジネスにはなりにくいこともあります。そこで、せっかくの出会いを無駄にしないように、私どもは主催者として音頭をとり、両社の希望を調整しながら提携や取引まで進めていく。その結果としての手数料や新規ビジネスの利益から数%のマージンを頂くことで我々はビジネスになる。というモデルを提供しています。さしずめ、現代の坂本竜馬という感じでしょうか…カッコよく言い過ぎました(笑)

ガイド:坂本竜馬とは面白い表現ですが、私自身もそういうコーディネータの必要性を交流会の場でいつも感じます。ちなみに間に入って大変なこともありますか?

秦社長:Win-Winを創り出すことが重要ですので、そのためにはしっかりとお互いの企業からヒアリングをしてなるべくお互いの要件が満たされるように配慮しながら進めていきます。

>株式会社フューチャーゲートが主催する交流会には期待が持てそうですが実際にどんな交流会を企画しているのかを次のページでは伺って見ます。
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