起業・会社設立のノウハウ/起業・独立開業の準備

起業のデメリットを考える(3ページ目)

やりがいがありそうで格好良く見える起業ですが、サラリーマンでいるより多くのデメリットがあります。そのデメリットについて考えて見ましょう。

執筆者:日下 康幸

起業には覚悟が必要:続き

不安
最初のうちは不安の連続
起業の不安は他にもあります。

先行きが見えなくなる不安
正直、どれだけ自分が稼いでいけるか? 今後事業が軌道に乗るのか? いつまでこの忙しさが続くのか?などなど、本当に色々な不安に直面します。売上が減ってきてもキャッシュフローに悩まされます。また立上げ当初の人数の少ない段階では、一人の退職でも事業の進捗がストップする場合もあります。
こんなに不安だらけなのに、自分がトップに立ってしまうと相談相手がなかなかいなくなります。ある程度の事業が軌道に乗るまで、このような精神的不安と常に戦いながら事業の立上げを行っていく必要があります。

自分管理
最後に自分の管理。自分が起業して一番思うのは「体が資本であること」。代表者がいなくなっては小さい会社は事業を継続できないのです。とにかく元気でいる必要があります。そして上記でもあげましたが自分のお金と会社のお金が区別できる事。そんな会社がうまく事業を続けていくことができないのは皆さんも容易に想像がつくでしょう。

まとめ
「隣の芝生は青い」ではありませんが、一見いいことだらけに見える起業には多くのデメリットがあります。
自分がこれだけのデメリットをクリアできるのかまずは考えてみてください。
今回はなんだか怖そうなことばかり書いてしまいましたが、こんな不安もひとつの試練と楽しく感じています。

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