中田英寿選手、引退、そしてMBAの道へ!
▲週刊 サッカーダイジェスト増刊 中田英寿 引退特集号 |
2006年7月、プロサッカーからの引退を表明した中田英寿選手。スポーツ選手としては珍しく積極的にビジネスにも参画し、オフィシャルホームページやカフェを立ち上げ、株式会社東ハトの執行役員も務めるなど、ビジネスセンスはかねてから注目されていた。その中田氏が今度はハーバード大学ビジネススクール(略してHBSと呼ばれる)を目指すと言う報道にまたまた驚かされた。
今回は彼がハーバード大学ビジネススクール(以下、HBS)への進学を目指していると仮定して、進学ルートを勝手に検証してみたい。
「高卒」からの大学院進学は不可能ではない
彼の学歴は、山梨県立韮崎高等学校卒業。卒業後はベルマーレ平塚に入団し、プロサッカー選手となったのは周知の通り。
高卒で職歴がある場合、大学を経て大学院進学するのが一般的な考え方だが、彼のように職歴や知名度が突出している場合、日本の大学院だったら、学士(4年制大学卒業で得られる学位。大学を卒業せずに学位を取る方法もある。)なしで直接受け入れられる可能性が高い。
例えば日本の大学院では学士がなくてもそれと同等とみなされれば、大学院受験資格が与えられる。
アメリカでも例えばユニバーシティ・オブ・ジョージアのMBAプログラムでは、「その受験生が特に優れている場合、大学の学位がなくても受け入れる枠がわずかながらある。」と同大学院ホームページ上で明言している。
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