ブランディングの基本視点

私は「マーケティング&ブランディング」というテーマでコンサルティングを行っているが、どの企業に直面しても、良い部分とそうでない部分が両方見えてくる。

完璧に善循環している企業もないし、完璧な悪循環に陥っている企業もあまりない。つまり、その中間にあるということだ。

先ほどの循環図をヒトの体に例えれば、部分的に腫瘍があり、逆にいえば良好な部分もあるということになる。

通常はブランドの理想像を描いた上で、解決すべき課題に優先順位をつけてベターな解決策を実行していく。

1.良い部分を伸ばして、循環速度を速める。
2.腫瘍を少しでも取り除き、循環を取り戻す。


大きく分けるとこの2つの基本視点がなり、時間・経営資源・顧客価値・収益性・企業風土などの頃合を図りつつ、2つの視点のどちらか、もしくは両方の視点を同時に活用して解決策を実行している。

真のブランディングとは、ブランド経営の達成にあると私は考える。
狭義のマーケティング(商品・リサーチ・コミュニケーションなど)も依然として重要だが、それだけでは片付かない。
むしろ経営に「マーケティングサイエンス」や「ブランディングアート」を浸透させること。それが本質なのだ。



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