マーケティング/マーケティングを学ぶ関連情報

ブランドは経営を変える。 ブランドと経営2003(2ページ目)

ブランドは経営課題である。ブランドが経営に果たす役割についてガイドが思うところをお話します。

執筆者:桑畑 穣太郎

ブランド経営の概観

下図をご覧いただきたい。


ブランドはマーケティングだけでなく経営全般に深く関わる。

ブランドは、経営理念やビジョンに顧客価値の表明を要請する。
(経営戦略)

ブランドは、ブランドに見合った事業モデルを要請する。
(事業戦略)

ブランドは、企業の財務的な価値を高める。
(財務戦略)

ブランドは、技術の語り部になる。例:インテル・デュポン
(R&D戦略)

ブランドは、従業員の自信と誇りを促す。
(マネジメント戦略)

ブランドは、顧客価値を要請し、同時に顧客価値を向上させる。
(マーケティング戦略)


ブランド戦略だけで、ブランドを構築することはできない。
他の戦略と有機的に結びつくことで、ブランドは構築される。

企業ブランド価値を高める戦略や活動全般を「ブランディング」という。

ではブランディングに成功すると、経営にどのような変化が起きるのか?
次のページで見ていきたい。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます