マーケティング/マーケティング事例

婚活ブーム!結婚紹介所ってどうなの?(2ページ目)

最近ブームを迎えている“婚活”。ヒートアップする男女の結婚熱に正比例するように結婚相手紹介サービスに対する苦情も増加傾向にあります。果たしてどの業者を選ぶべきか?最近の業界での取り組みを紹介します!

安部 徹也

執筆者:安部 徹也

マーケティング戦略を学ぶガイド

結婚相手紹介サービスに対するイメージとは?

結婚に対する願望を利用して稼ぐ一部の業者の存在が業界のイメージを低下させている。
専門のサービスを通して結婚を求める男女の増加で今や結婚相手紹介サービスに登録している人は経済産業省の推定で実に60万人に上るとされています。市場規模も500億円から600億円に達し、年々拡大の一途を辿っています。

ただ、サービスを提供する事業所は全国で1000を大幅に超え、会員数数十名規模から数十万規模まで婚活ブームに乗じ多くの企業が結婚相手紹介サービスに参入し、様々な事業を展開しています。

結婚相手を紹介するサービスを提供する業界では顧客獲得競争の激化などによって、強引なサービスを提供する企業も少なからず存在し、業界全体にイメージ低下という悪影響を及ぼしています。

実際に結婚相手紹介サービスに対する苦情の件数は年々増加の一途を辿り、国民生活センターの発表によれば、2000年度には1500件程度だった苦情が近年では3000件を超えるなど実に2倍以上に達しています。苦情もその大半が「勧誘が強引だ」とか「高額な中途解約金を請求された」など契約時や解約時のトラブルであり、業界のイメージを大きく損なって、市場の更なる拡大を妨げる要因にもなっているのです。

低下する結婚相手紹介サービスに対するイメージを改善するために業界が取った秘策とは?次ページでは結婚相手紹介サービス業者が開始した最近のイメージ向上策をお伝えします。次ページへお進み下さい!
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