顧客の声を反映した商品開発がヒット商品の鍵
ヒット商品は会議室からは生まれない! |
確かに顧客にインタビューするなど入念にマーケティング調査を行っても確実にヒット商品になるとは限りませんが、少なくとも企業側の“きっと売れるだろう”という独断で新製品を開発するよりは、ヒット確率は高いはずです。しかも今やインターネットを使えば、その信憑性はともかくとして、非常に安いコストで、短期間に、大量のターゲット顧客の意見を収集することが可能な環境にあります。そして、収集した数あるデータの中から、顧客の本音を語った真実を発見していけばいいのです。
ミルクシーフードヌードルは将にこのインターネットを活用した顧客の声を取り入れた結果生まれたヒット商品と言えます。
インターネットを活用して顧客の声を収集し、ヒット商品を開発した事例は何もこのミルクシーフードヌードルだけではありません。たとえば、Yahoo!ではユーザーが味や素材を投票で選び理想のカレーを作るという特別企画を今年の1月に実施し、投票結果に基づいてファミリーマートと共同で商品開発を行い販売したところ、このカレーは大ヒットを記録しました。Yahoo!は現在、同じ趣旨で東洋水産と共同で“みんなで作る新しいカップめん”を製作するなど引き続きターゲット顧客の声を活かした新製品開発を行い、ヒットを狙っています。
今はなかなか商品が売れ難い時代となりましたが、「売れない」と嘆く前に、お客の声に耳を傾け、欲しいと思わせる商品開発を行えば、ヒット商品となる確率は高まるのではないでしょうか。
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