マーケティング/マーケティング事例

買物袋に変る下着!No!レジ袋ブラって?(3ページ目)

トリンプが買物袋に変身する下着“No!レジ袋ブラ”を発表しました。ブラジャーを買物袋として利用し、レジ袋を削減しようとする試みです。調べていくと今企業にとって重要なテーマを発見!そのテーマとは・・・

安部 徹也

執筆者:安部 徹也

マーケティング戦略を学ぶガイド

“環境に優しい”製品の投入は企業のイメージアップに繋がる

企業のイメージアップ戦略
“環境に優しい”は企業のイメージアップに繋がる。
企業が製品やサービスを販売する上で、もちろんそれらの質も重要ですが、企業の持つイメージも重要になってきます。たとえば、いくら素晴らしい質の製品やサービスを提供していたとしても社会的に悪いイメージがあれば、売上には結びつかないというわけです。

そこで環境に優しい製品を開発するということは、社会的な問題に真摯に取り組んでいる企業というクリーンなイメージをアピールすることができます。もちろん、現在の消費者は企業の本質を見抜く目に長けていますので、上辺だけの取り組みでは逆効果ですが、真に社会問題に取り組んでいる企業であれば、消費者の印象も好いものになり、多くの支援者が現れてきます。

環境に優しい製品は顧客満足度の向上にも繋がる

消費者の側から見ても、環境に優しい企業の製品を購入することによって、少しでも環境問題解決の手助けができたという満足感を得ることができます。今世界は二酸化炭素の過放出による地球温暖化の問題やごみ処理問題、資源枯渇問題などたくさんの深刻な問題を抱えています。個人レベルではこのような世界的な問題は解決することはできませんが、環境に優しい製品を購入することによって、環境問題に取り組み、解決に向けて少しでも貢献しているという消費者の自負心をくすぐることができるのです。

最後は「あなたの会社は大丈夫?環境問題で目立つ企業、埋もれる企業」についてお伝えします。次ページへお進みください!
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