このバリアについては物理的バリアを含め、以下のような4種類の分類が考えられている。
≪バリアの種類≫
(1) 物理的バリア
建築や街並みの段差、階段、車椅子で入れないトイレ、視覚障害者にわからない、容器の中身や画面タッチ入力式のキャッシュディスペンサーなど。
(2) 制度的バリア
盲導犬が入れないホテルやレストラン、障害によって受検資格に制限があるものなど。
(3) 文化・情報的バリア
各種講座に手話がなく受講が制限される、緊急時のアナウンスが聴覚障害者には伝わらないなど。
(4)意識のバリア
高齢者や障害者に対する意識の低さがもたらす障壁であり、相手を傷つける言動、点字ブロック上への駐輪、差別など。
このようなバリアに対して、その解決のために多くの検討が進められており、多くのアイデア商品が実用されている。それらの代表的なものに次のようなものがある。