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バリアフリーデザインからユニバーサルデザインへ アイデアで築けバリアフリー社会(2ページ目)

シャンプーやテレホンカードにみる、バリアフリー商品の本質。それは障害者だけでなく健常者にも優しい共用品なのだ!いまアイデアが求められている、全ての人が快適に暮らせる社会のために!

執筆者:木村 勝己

このバリアについては物理的バリアを含め、以下のような4種類の分類が考えられている。

≪バリアの種類≫


(1) 物理的バリア


建築や街並みの段差、階段、車椅子で入れないトイレ、視覚障害者にわからない、容器の中身や画面タッチ入力式のキャッシュディスペンサーなど。


(2) 制度的バリア


盲導犬が入れないホテルやレストラン、障害によって受検資格に制限があるものなど。


(3) 文化・情報的バリア


各種講座に手話がなく受講が制限される、緊急時のアナウンスが聴覚障害者には伝わらないなど。


(4)意識のバリア


高齢者や障害者に対する意識の低さがもたらす障壁であり、相手を傷つける言動、点字ブロック上への駐輪、差別など。


このようなバリアに対して、その解決のために多くの検討が進められており、多くのアイデア商品が実用されている。それらの代表的なものに次のようなものがある。
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