『すぐやる』習慣の身につけ方
では、その『すぐやる習慣』はどうやって身についていくのでしょうか?
私がしたいアドバイスは2つです。
【とりあえず取り掛かる】
仕事を先延ばしにしたくなる原因は、その仕事の心理的負担が大きいことですね。「あ~、この仕事大変だなぁ…」という思いが、ついつい躊躇させてしまう。
だから、まずはその心理的負担を下げるところから始めましょう。たとえば、企画書を作るのだったら、
「とりあえず、ワードを立ち上げて、タイトルだけを書こう」
そこまでだけを今のノルマとする。つまり、本当に一部だけでもやればOkと自分にいうわけです。
しかし、人間はやり始めたらノッてくるもの。タイトルだけのつもりが、どんどんと進んでいくことも。これを脳科学の分野では、『作業興奮』というのだそうです。
【3日だけ続ける】
『すぐやる』ことを永遠に自分に課すのはたしかにハードルが高いこと。とりあえず、3日だけ『すぐやる』ことを自分に義務付けてみましょう。
3日できたら、あと3日だけ。それもできたら、あと3日。それを10回も繰り返したころには、自分にノルマを課さなくても、習慣になっています。
人間の行動研究で著名はウィリアム・ジェームスは、何かを毎日やって30日続ければ習慣化されると言っています。
2006年はスタートから『すぐやる』習慣を
幸い、新年が近づいていて、新しいことを始めるにはもってこいの季節です。1月1日から『すぐやる』習慣を身につけるトレーニングを始めれば、1月30日には習慣化しているはず。
2006年を良い年にするために、すぐやることからスタートダッシュを切りましょう。
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