その4:おもいっきり気分転換する
気分を「転換」するのですから、できれば非日常的経験がいいですね。
「いつも以上に(お酒を)飲む」というのは、気分転換のよいプランとは言えません。それだったら、日頃飲まないような人を誘ってみては?新しい人の新しい価値観・視点が刺激を与えてくれるかもしれません。
あるいは、休日に、自分に不釣合いと思えるような意外性のあることをするのはいかがですか。文系の人は理系の、体育系の人は音楽系の、というようにいつもと違うレジャーを楽しんでみませんか。
できれば、一流のものを経験するとよいでしょう。スポーツを見に行くなら頂上決戦の試合、文系レジャーなら高料金の席、というふうに。
私も、普段とは違う休日の過ごし方をしました。具体例の1つをお伝えすると、劇団四季のミュージカルを観に行きました。単に娯楽として楽しんだだけでなく、プロフェッショナルの仕事ぶりを見せつけられたのがよかったですね。「これだけの成果物を出すのにどのくらいの努力があったのだろうか」、「自分はプロと呼べるような仕事ができているだろうか」、「こんなに人に感動を与える仕事って素晴らしい」、「自分の仕事で人に感動を与えるとしたら、一体どんなことをすべきだろうか」などと、どんどん前向きな気持ちが膨らんでいきました。
その5:誰かに相談する
人に相談するのが苦手な人っていますよね。自分の弱みを見せたり、欠点を指摘されるのに抵抗があるのでしょう。しかし、目的=「自分が売れる営業マンになること」への近道である可能性があるのに、やってみない手はありません。
ただ、自分の「できていない点」、「欠点」について指摘されると、より凹んでしまう可能性もあります。できれば、相談する前に「自分のできているところ、評価できるところ」についても指摘が欲しい(褒められる点も教えて欲しい)」旨を伝えること。
そうすればあなたも、一方的に注意されるより心穏やかに聞けるはず。それに相手にとっても有難い依頼なのです。なぜなら、あなたの売れない理由や改善策を指摘することは、相手にとっても楽しい作業ではありません。「褒めること」も義務としてお願いすることで、先方も心理的に楽になれるのです。
いかがでしたか。
売れている営業マンでも、売れずに苦しむ経験をしなかった人はいません。売れない時期とは、あなたの成長を引き出すための壁。自分を見つめなおしながら、乗り越えていきましょう。
■関連サイト