営業のノウハウ/営業の商談・ヒアリング

営業マンは名司会者となれ!(2ページ目)

営業マンたるもの、打ち合わせの現場をドンドン仕切る司会・進行役を担わなければなりません。どうやって?簡単な方法をお教えしましょう。

西野 浩輝

執筆者:西野 浩輝

営業ノウハウガイド

3人以上での打ち合わせでの注意点はもっとある

お客さんと営業マンのマンツーマンの打ち合わせならば、上記の2つさえ気をつけておけば、最低限のところはカバーできるでしょう。ただ、打ち合わせが3人以上になってくると話は少し変わってきます。ファシリテーターの役割というのは、その場にいる関係者の数が増えれば増えるほど、果たすべき役割自体も大きくなってきますし、その重要性も増してきます。

まず、打ち合わせルームに入室した時点で、座る席をキチンと同席者に指示すること。最初からモタつくのはスマートではありません。

つぎに、同席者をお客さんにしっかりとご紹介する。私が営業同行したなかで言うと、この紹介がキチンとできていない場合は少なからずあります。そうすると、お客さんのほうが「だれなんだ、この人は?」という状態のまま打ち合わせを進めることになります。打ち合わせ自体もスムーズではないですし、キチンと紹介しないことにお客さんがイマイチだと感じてしまうことも。

そして最後は、打ち合わせのなかであなたが適切な人に話を振ることです。
「○○さん、この件についてはどうですかねぇ」
という感じで。進行役ですから。

まずは、以上のベーシックなところをおさえることから始めると良いでしょう。
最後にもう一度、繰り返します。営業マンはお客から信頼を得るために、ファシリテーターであれ!

■関連サイト

連載:営業マンのプレゼンテーション
連載:イニシアティブ・セールスBasic

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