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営業マンのスケジュール管理術 2(2ページ目)

あなたのスケジュール帳、予定をガリガリ書き込むだけになってはいませんか?それではもったいないですよ。本来の使い方とは…。

西野 浩輝

執筆者:西野 浩輝

営業ノウハウガイド

ToDoは週間スケジュール・月間スケジュールと別ページで

週間スケジュール・月間スケジュールが、時間という観点で全体を眺められるように、ToDoリストが『やるべきこと全体』を俯瞰できることが求められます。

だから、ToDoリストは、週間スケジュール・月間スケジュールと別ページで管理するようにしたほうが良いですね。以前のコラムで述べたように、私はToDoリストのページに付箋を使って、やるべきことをペタペタと貼っていくようにしています。

スケジュール帳はどんどん書き込み、何度も見直す

ここで、スケジュール管理のポイントを申し上げましょう。必要な情報はどんどん手帳に書き込んでいくこと。

例えば、訪問先の電話番号や、電車の時刻、絶対忘れてはいけない持参資料など。多少ゴチャゴチャしても大丈夫。手帳に記入したことを何回も見直せば、チェック漏れはほぼ100%防げます。

そのためにも、1日に何度も何度も手帳を見ること。10~20回は当たり前。マクロなスケジュールおよびミクロなスケジュールを両方しっかりみて、見落とし等がないようにします。

スケジュール管理をつきつめて考えると

このスケジュールの詳細を手帳に書き込むプロセスと、それを何度も読み返すプロセスがスケジュール管理の核です。

スケジュール管理とは、なにもスケジュール帳の時間を予定で埋めることを言うのではありません。予定を頭の中でイメージングして、何度も何度もリハーサルをすることこそが、スケジュール管理の本来の意味だと、私は思っています。

たとえば、営業の現場。お客さんのところへ向かう電車に乗ってから、「しまった、あの資料も持ってくればよかった」なんて人は、典型的なイメージング不足です。そういったイメージングを、手帳を書いたり読んだりしている間に、前もってしておくわけですよ。


2回にわたって、スケジュール管理について書いてきましたが、まさに言いたいのはこの結論です。再度、言います。

『スケジュール管理とは、予定を頭の中でイメージングして、何度も何度もリハーサルをすること』

この原点を忘れなければ、各自の創意工夫のもと、スケジューリング力は高められると思います。


■関連サイト

連載:営業マンの時間管理

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