営業マンのみだしなみとは? |
暑い暑い日々もやっと少しずつ陰りを見せて、涼しい風が吹いてきたころ。
そうなると、やはりスーツなども夏物から秋物・冬物へと衣替えとなってきますね。
ということで、今回は少し『身だしなみ』という観点でお話ししたいと思います。
「営業スキルとは関係ないじゃないか!」
なんていう風には言わないでください。身だしなみも立派な営業マンの必要スキルのひとつ。あなたのプレゼンス(存在感)に大きな影響を与えるのですから。
まずは現状の基本チェック
最後にスーツを買ったのはいつですか?
スーツを最後にクリーニングに出したのはいつですか?
靴を最後に磨いたのはいつでしょう?
ワイシャツはいつも新しいものを、アイロンして着ていますか?
上の質問に即答できなかったヒト、ドキッとしたヒトはイエローカードですよ。
「こんな初歩的なこと、できていないヤツなんでいないよ」という声もあるでしょう。でも、そんなことはないんですよ。意外と多いです。ヨレヨレのスーツを着ている営業マン。靴がドロドロになっている営業マン。
あと、結構多いのがスーツが身体に合っていないヒトです。スラックスの裾が短すぎるとか。ダブダブにしても、ピチピチにしても、どっちにしても不恰好に見えるものです。
このような基本チェックは、それほど難関なものではありません。普通にチェックしていればクリアできるもの。それだけに、こんなところでミスしていると、お客さんから見た信頼度はガタ落ちでしょう。
「営業マンの茶髪はダメですか?」
身だしなみに関する質問で一番多いのが、この「営業マンの茶髪はダメですか?」です。私の意見としては、「別にいいんではないですか」なのですが、これは厳密に言えば、あなたの営業する業界次第という他はありません(程度にもよりますが、さすがに茶髪すらダメという業界はずいぶんと減っていますが)。
茶髪に限らず、髪型や服装は、基本的には『あなたのお客さんが見たときにどう思うか?』を考えなくてはなりません。ある程度の個性・こだわりを出すのは結構です。でも、それがあなたのお客さんから見て、「なんじゃこりゃ?!」というものでは困りますよね。
でも、その範囲内でのコダワリは良い方向に働くでしょう。要はバランス。
ちょっとしたこだわりをどこで出す?
では、そのコダワリはどこで出しましょうか? おすすめは靴・カバン・名刺入れ。小物のなかで良く見られるものです。
靴とカバンはよく言われますよね。あと盲点になりやすいのは『名刺入れ』です。でも、名刺入れはあなたがお客さんと初対面のときに、必ず相手の真ん前で取り出すものですよね。ここには力を入れたい。
とくに、ずっと前に交換した名刺で、名刺入れがパンパンになっている方、要注意です。「ああ、このヒトはボクの名刺も大事にしてくれないんだ」
と思われては損です。
こういった細かい部分へのケアが、身だしなみへの第一歩ですよ。
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