コミュニケーション力の中でも「わかりやすく話す力」が大切
さて、面接の時にもうひとつ重要になってくるのが、コミュニケーション力です。ただし一口にコミュニケーション力といっても、その中には「聞く力」とか「話す力」とか「相手をリラックスさせる力」とか、さまざまな力が含まれています。
そこでここではコミュニケーション力の中でも「わかりやすく話す力」に絞って説明しましょう。
面接では、採用担当者が聞き手になり、あなたは話し手になります。話し手としてのあなたが、担当者に対してわかりやすく話ができるかどうかが、評価の分かれ目となるからです。
わかりやすく話せるようになるためには、まず「自分のふだんの話し方」を客観的に把握しておく必要があります。
そのためには、自分の周りの人たちに「私の話はわかりやすいですか。わかりにくいところがあるとしたら、それはどんなところですか」と聞いて回ると効果的です。
すると、いろんな答えが返ってくるでしょう。「話が長い」、「すぐに話が逸れる」、「滑舌が悪い」、「前置きが長い」、「使っている言葉が難しい」などなど。欠点を知ることで、改善のポイントが見えてきます。
もちろん長所についてもきちんと聞き出して、長所を伸ばすことについても忘れずに!!
また「この人は話すのがうまいな」という人を見つけたら、その人をじっくりと観察して、盗める部分があったら盗んでしまうこともオススメです。
そうやって話し上手になることをめざしてください。
面接対策スキルは今すぐ役に立つ
「笑顔」や「わかりやすく話す力」を身につけることは、採用試験の面接の時にだけ役立つわけではありません。
お客さんや同僚からの評価が上がり、今の仕事の成績もきっとUPするはず。
「今すぐ転職したい」と考えている人も、「転職はまだちょっと先の話」と思っている人も、笑顔とわかりやすく話す力を磨くことを心がけてください。
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