営業マンに求められる3つのスキル
営業マンに必要なスキルは大きく3つに分かれると私は考えています。
- 『顧客と直接面したときに必要となるスキル』
- 『顧客と面していないときに特に必要となるスキル』
- 『上記2つの前提となるBASICスキル』
例:プレゼンテーション能力、質問力、第一印象力etc
例:スケジューリング力、企画作成能力、仮説構築力etc
例:モチベーション管理、記憶力、プロ意識etc
確かにおっしゃるとおりです。そして、実際この全てを100%カバーしなくても十分に売れる営業マンにはなれるのです。
得意スキルと営業スタイルの関係性
上であげた3分類のスキルのなかで、ある程度、得手不得手があると思います。それをふまえて、自分なりの営業スタイルを確立させていくことです。
少し、私自身の話をさせてください。当時、私はリクルートという会社で、研修プログラムを法人に売る営業マンをしていました。そのとき、私とトップセールスを争う田中さん(仮)という先輩がいました。だいたい毎回、私と田中さんでトップの座を争っていたワケですが、この2人の営業マンとしての得意分野が見事に正反対だったのです。
私はもっぱら『強気でエラそうな営業』を信条としていて、商談の現場でもガンガンプレゼンテーションで相手に強いインパクトを与えることを得意としていました。私がもっとも得意としていたのは、やはりプレゼンテーションスキル。
反面、お客さんのもとにマメに通うというのは、正直なところ、あまり得意ではなかったです。スケジューリング等も人並みよりは出来たの(自己評価)ですが、コアスキルではありませんでした。
それに比べて田中さんの営業スタイルは対照的。完全な戦略重視型。
>> その詳細は次ページで。