必要なもうひとつの方法
実は、上であげた2つの方法に加えて、もうひとつ、効果的な『やる気出ないへの対応策』があります。
それは、『やる気があろうが無かろうが、行動せざるを得ない状況をつくる』ことです。これは『やる気を出せるように工夫する』ことよりも強力で、てっとり早い方法です。
これは、まわりからの強制力が働くようにするということですね。例えば、自分の予定をまわりにオープンにしてしまうなど。
以前、タクシーに乗った際に、
「個人タクシーにしたほうが割が良いのに、どうしてそうしないの?」と聞いたことがあります。
そのときの答えが「独立して個人タクシーをはじめた人の多くが、収入面で悪くなっている。その理由が、なんやかやと理由をつけては働くのをサボってしまうから」なんだそうです。
これは、まさにまわりからの強制力が良く働いた例ですよね。
人は易きに流れがちですが、モチベーションコントロールや『行動する仕組み』をつくれてこそ、一流の営業マンだと思います。ぜひ、意識してみてください。
|