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仕事ストレスを減らす「頼み上手な方法」(2ページ目)

たくさんの仕事をすべて自分で抱えていると、ビジネスライフがとてもストレスフルなものになってしまいかねません。ここでは、仕事を誰かにふる方法をお伝えします。

西野 浩輝

執筆者:西野 浩輝

営業ノウハウガイド

頼まれるほうのメリットはあるのか?

頼まれる方にもメリットがあるのならば、それもしっかりと伝えましょう。

「○○さんにとっても、××なメリットがあるわけだから」
という表現にできればいいですね。

誰であれ、自分にメリットがあることはやりたいし、そうでないことはやりたくないものです。

また、相手にメリットがあることで、こちらが相手に頼むことの正当性が表現できますから。

頼まれる方も嬉しいことを知る

これは、頼み方以前のことですが、頼み下手はひとは「ひとは頼み事をされるのが嫌だ」という前提にあるようです。

決してそんなことはありませんよ。
もちろん、物事にもよりますが、頼み事をされて喜んでくれる人も多いものです。

というのは、頼み事をされることで「自分は頼りにされているのだ」ということを実感できるからです。

「この仕事、○○さんに最適だと思うんだ」
「○○さんしか、キチンとやってくれそうな人がいなくって」

と言われれば、そう嫌な気分はしないでしょう。


要は、相手の自尊心をくすぐっているということですが、これをフェイクでやるのは避けるべきです。

思ってもいないのにこんな言い方をして、「あ、この人は仕事をふりたくて、私を持ち上げてるな」なんて見透かされた日には、その人との今後の関係に支障をきたしかねません。

助けられる自分つくりを

最後に、すこしまとめましょう。

ここまで4つのポイントをお話ししてきたわけですが、これらが効果的に機能するには、あなたが「この人が困っていたら助けてあげたい」と思われていることが前提です。

それなくして、小手先のテクニックだけで頼み上手になることは難しいでしょう。

日ごろから『好かれる自分つくり』をしたうえで、いざと言うときに、上記の4つのポイントを使うようにすべきですね。


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