つまらないデジタルプレゼンをやってしまうと、聴衆が集中できなくなります。 |
前回、そして前々回とパソコン、プロジェクターを使ってのプレゼンテーションの初歩についてお話しして来ました。今回も引き続き、デジタルプレゼンテーションについて触れていきたいと思います。
今回は、いざプレゼンの舞台に立ったときに気をつけるべきポイントをいくつかお話しします。
レーザーポインターは極力使わない
デジタルプレゼンではレーザーポインタを多用している人を見かけますが、あれはあまりおすすめできません。極力使わないようにしたほうがよいです。
というのは、あの赤い点は目立たないんですよね。聴衆の側にしても、どこを指しているのかがよくわからずにイライラが募るときがあります。
そして、話し手としても、うまく赤い点をコントロールできなかったりして、ついスクリーンのほうに向きっぱなしになってしまいがちです。
多くの場合、レーザーポインタを使うせいで、話し手と聞き手の間で一体感が生まれにくくなるように感じています。
指示棒は使わないときは置く
次に指示棒について。これは良く使いますよね。ただ注意が必要なのは、指示棒を使って指し示しているときは良いのですが、使っていない時についつい遊んでしまうんですよね。
伸ばしたり縮めたりしたり。むやみにいじってみたり。こんな風になってしまうと、聞き手のほうとしては気になるものです。何よりも、子供っぽいプレゼンになってしまいます。
でも、無意識でやっていることだから、治すのは難しい。じゃあどうしたら良いかと言うと、答えはシンプル。使っていないときは、机の上においておけばよいのです。
そのほうが両手がフリーになるので、ボディランゲージもうまく使えるようになりますし。