自分と「人生の輪」との対話が始まる

少し立ち止まって周りを見回してみる時間も必要です
「こうやって眺めると、結構満足度の高い人生を送っているなあ」
「意識していなかったけれど、本当に家族に支えられているんだ」
「まだまだ可能性がある人生だなあ」

点数を付けて視覚的に眺めてみることで、気づかなかったことに気づいたり、改めて腑に落ちたりするかもしれません。また、ある分野と他の分野との関係が浮かび上がってくることもあります。

「余暇に時間をもっと向ければ、人間関係の満足度も上がるし、結果として仕事の満足度も上がるだろう」
「今は健康だから、仕事にしても、家族にしても、満足度が高いけれど、健康に何かあると大変だなあ」

このように「人生の輪」を描いて眺めるだけで、自然と自分との対話が起こってきます。そして、いつの間にか集中して自分の人生と向き合っていることに気づくでしょう。

10点満点の人生はどんな人生でしょう?

「○○をすれば、物理的環境の点数は1点上がるなあ」
「人間関係の点数を上げるにはどうしたらいいだろう?」

自分との対話を進める中で、やりたいこと、アイデアがどんどん出てくるかもしれません。ぜひそれらを書き留めて、実行していきましょう。ただし、その前に、ぜひ自分自身に問いかけてもらいたい質問があります。それは、次の質問です。

「10点満点の状態はどんな状態だろう?」

この質問を各分野ごとに問いかけて、明確にしてもらいたいのです。もし、すぐに10点満点の状態が想像できなければ、現在の点数から徐々に1点ずつ上げながら想像しても構いません。ぜひ、自分自身が本当に望む状態を明確にしてみてください。

本当に望む状態を知ることで、今まで考えもつかなかったような人生のすごし方が思いつくかもしれません。また、これまで遠回りしていたことに気づく可能性もあります。

このように、「人生の輪」を描いて眺めてみることを、月に1回、3ヶ月に1回でもいいので、ちょっと立ち止まって行ってみましょう。また、さらに自分との対話を深めたいと思ったら、プロのコーチからコーチングを受けてみるのもいいでしょう。

かけがえのないあなたの人生です。人間ドックで身体の定期チェックをするように、人生のチェックもお忘れなく!

【参考書籍】
■『コーチング・バイブル』(ローラ ウィットワース/フィル サンダール/ヘンリー キムジーハウス著 CTIジャパン訳 東洋経済新報社)
■『絶妙な「聞き方」の技術』(宇都出雅巳著 明日香出版社)

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