イメージ・思い込みがあなたの思考・行動を決める

無意識の中に潜む「心のブレーキ」を外す方法を教えてくれます

書き出してみていかがですか? もしまだであれば、少し時間をとって必ず書き出してみてください。

書き出したものを眺めてみて、どんな思いや考えが湧いてきますか? 一つ一つ口に出して言ってみましょう。口に出して言いながら、自分の気持ちや感情の動きにも意識を向けてみてください。なかには口に出して言うと苦しかったりするものがあるかもしれません。逆に、自分に元気が与えてくれるものもあるでしょう。

あなたが書き出したものはすべてあなたから出てきたものです。あなたの中には「お金」に対するこんなイメージや思い込みが入っています。そして、多かれ少なかれ、あなたの思考や行動に影響を与えているのです。

例えば、「お金とは汚いもの」「お金とは危険なもの」「お金をたくさん持つと必ず不幸になる」などという思い込みを持っている人であれば、お金を稼げる機会があってもついついそれを避けたりするでしょう。一方、「お金とは素晴らしいもの」「お金とは可能性を広げてくれる」といった思い込みを持っている人であれば、何か稼げる機会があれば、積極的にその機会を活用しようとするでしょう。

どちらがいい・悪いではありません。気づいてもらいたいのは、たとえ同じ出来事であっても、同じ環境であっても、持っている思い込み・信念が違えば、それをどうとらえるか? どう行動するかが変わってくるということ。当然ですが、それによって得られる結果も変わってきます。

イメージや思い込みに反論してみる


もし、あなたが自由に選べるとしたら、「お金」に対してどんなイメージや思い込みを持ちたいですか? また、逆にどんなイメージや思い込みを捨てたいですか?

「本当は変えたいし、捨てたいけれど、これが現実だから」

こんな人もいるかもしれません。そんなときは、自分が手放したいイメージや思い込みに対して反論を試みてください。例えば、「お金をたくさん稼ぐと不幸になる」という思い込み。確かに、お金をたくさん稼いだことで、不幸になった人もいるでしょう。でも、それがすべてではありません。お金をたくさん稼いで、かつ幸せな人もたくさんいるでしょう。こんなふうに、自分にとって不都合なイメージや思い込みについて、反論してみましょう。

思い込みは、「必ず」とか「○○するべき」「△△でなければならない」といった例外を許さない表現になっていることがよくあります。そんな場合には、それに反するような例を探したり、「本当にそうだろうか?」と問いかけたりして妥当性を考えてみてください。それによって、イメージが変わったり、思い込みを手放せたりできるようになります。

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