豊かな住まいに欠かせないもの

プロにコーディネートされたマンションのモデルルームは、新居のインテリアイメージを固める過程で非常に参考になる。それは、大型家具や造作オプションはもちろん、雑貨小物や大小様々なインテリアグリーンの選び方や飾り方においても言える事。センス良くモデルルームのように新居を彩るには、どこにどのようなグリーンを配置すれば良いのだろうか。そこで専門店『ガーデンアイランド』を尋ねてみた。

リビングをラグジュアリーに

ガーデンアイランド店
右手前がフィカス ウンベラータ。わずかに波打つ葉模様が優雅な印象を与える
ニコタマダムの集う玉川高島屋SC。本館から少し離れた『ガーデンアイランド』は、大型園芸店(第一園芸)をはじめペットショップなどの専門店も入る人気のスポット。その中に「マンション住まいの人が来客の大半を占める」(第一園芸・酒井氏)フロアがB1階にある。そこで、マンションライフでインテリアグリーンを楽しむコツや最新のトレンドを伺った。

まずはリビング用について。来客を迎えたり、寛ぎの空間でもあるリビングを飾るグリーンは、ラグジュアリーな雰囲気を壊さずに「オブジェ感」のあるものを選びたい。大きさは、部屋に差し込む光が上部の葉まで届くように160~180cm程度の高さのものが理想。最近の人気樹は、

■フィカス ウンベラータ
曲線の幹は空間にナチュラルな雰囲気を生むだけでなく、その樹形はアートさながら楽しめる。大きく広い葉っぱも品があり、モダンテイストとの相性も良い。近年一番の人気商品だ。
■ドラセナ コンシンネ
リビング用の定番商品。
■フィカス ウィルデマニアーナ
■ストレリチア(極楽鳥花)

モデルルームで膨らむ新居のイメージ

ガーデンアイランド店
パーセノシッサス シュガーバイン。葉の形が可愛らしく、最近のヒットアイテムになっている
一方、リビングや玄関といった場所以外でもインテリアグリーンを楽しむ傾向が出てきたらしい。とくに最近では「キッチンや洗面、浴室といった水周りにグリーンを飾る人がとても多くなった」(同氏)という。これは明らかにマンションの販売センターが影響している。

モデルルームを単にハコとしてチェックしているのではなく、「いかに心地良い空間に仕上げるか」そのヒントを得る場所として見学しているのが良くわかる。ちなみに水周りに適した植物で代表的なものは、

■パーセノシッサス シュガーバイン
5枚葉のツル性植物。比較的耐陰性があり成長も楽しめる。
■アイビー
定番中の定番。

さらに、植物だけでなく「鉢の売れ行きがインテリアのトレンドを顕著に表す」という。
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