早分かり! カナダのエリアガイド
カナダ全図
カナダ旅行で注意しなくてはいけないのは、この国土の広さ。仮に、バンクーバーとトロントを国内線で移動すると、それだけで5時間もかかります。とにかく日本では考えられないようなスケールなので、旅行のスケジュールを組み立てるときは、日本での距離感覚を頭の片隅に追いやって考えるようにしましょう。
この記事では、その広いカナダを大きく7つのエリアに分けてご紹介していきます。各エリアの下に、日本からのアクセス情報も入れていますが、アクセスや航空券についてもっと詳しく知りたい人は、カナダ航空券のページへどうぞ!
太平洋沿岸地方(ブリティッシュ・コロンビア州)
公園が多く、一年を通じて緑に溢れている港町バンクーバー
海と山に囲まれたバンクーバーは1年を通じて緑が絶えず、自然に恵まれた美しい都市。海に面した遊歩道での散策やサイクリングが楽しめるスタンレー公園、ラッコや北極イルカに会えるバンクーバー水族館、石畳と古い町並みが再現されているバンクーバー発祥の地ギャスタウンなどがダウンタウン近辺の観光スポットです。
ダウンタウンの南側に位置するグランビル・アイランドは、活気に満ちた市場や工芸品、アクセサリーなどのショップ、地元デザイナーのギャラリーなどが立ち並び、カナダの雰囲気が味わえるショッピングスポット。入り江を挟んで対岸のノース・バンクーバーに渡れば、吊り橋がスリル満点のキャピラノ渓谷、バンクーバー市内が一望でき、夜景も楽しめるグラウスマウンテンなどもおすすめです。
また、近海で獲れるサーモンやカニなど、新鮮な魚介類はバンクーバー名物。洋食、中華、寿司など様々なスタイルで楽しめます。
- バンクーバー気候、エリアガイドなどはこちら>>>バンクーバーのエリアガイド
- バンクーバーの市内交通、空港アクセスはこちら>>>バンクーバーの市内交通・空港からのアクセス
- バンクーバーのみどころについてはこちら>>>バンクーバーの観光名所
ビクトリア随一の見所ブッチャートガーデン 写真提供:フェアモントホテル
また、ビクトリア近海はシャチが集まる海域としても知られていて、数多くのホエールウォッチングのツアーが催行されています。
そもそも英国植民地だったカナダのなかでも、ビクトリアは英国情緒を色濃く残している町。だからこそ、ぜひ体験して欲しいのが本場にも負けないアフタヌーンティー。高級ホテル、フェアモントエンプレスで楽しむ本格的ものからカジュアルなものまで、予算に応じたティータイムを楽しむことができます。量もたっぷりなので、女性なら昼食の代わりにぜひ。
- ビクトリアの気候や見どころなどの詳細はこちら>>>ビクトリア
ウィスラーではゴンドラで簡単に山頂へアクセスできる 写真提供:フェアモントホテル
- ウィスラーの気候や見どころなどの詳細はこちら>>>ウィスラー
バンクーバーにはエアカナダと日本航空が毎日成田からの直行便を運航中。カナダ全体の玄関都市ともいえます。バンクーバーへのアクセス、航空券についてはバンクーバー航空券・ツアーを参照してください。
日本からビクトリアへの直行便はなく、バンクーバーから国内便で約30分。バスとフェリーの場合は3時間半、水上飛行機を利用すると約35分です。バンクーバーからは日帰りツアーも催行されているので、時間に余裕のない場合にはおすすめ。
ウィスラーには空港がないので、バンクーバーからバスを利用します。所要時間は約2時間。またはウィスラー・シー・トゥー・スカイ・クライムという観光列車も運行されています。この観光列車は所要3時間とやや時間がかかりますが、沿線の風景も十分に楽しめるので旅行者に人気です。