カナダ/カナダ基本情報

カナダ旅行の計画はこちらから!カナダのエリアガイド(3ページ目)

日本の27倍もの国土面積を持つカナダは、ロシアに次いで世界で2番目に大きな国。とにかく日本では考えられないようなスケールなので、この記事でエリアを理解し旅のプランニングを!

執筆者:下村 猛

湖北地方(オンタリオ州)

ナイアガラの滝の寸前まで行く遊覧船「霧の乙女号」。

ナイアガラの滝の寸前まで行く遊覧船「霧の乙女号」 写真提供:オンタリオ州観光局

北米東部でカナダとアメリカをまたぐ五大湖のうち、4つの湖があるのがオンタリオ州。カナダ旅行のハイライト、ナイアガラの滝、カナダ最大の人口を擁する町トロントそして首都オタワなどがあります。

世界三大瀑布の一つであるナイアガラの滝は、一度は見てみたい観光地として名前が挙げられるほど、世界的な観光スポット。このナイアガラには滝のそばまで接近する遊覧船「ホーンブロワーツアーズ」や、滝の裏側に回ることのできるトンネルなど、様々なアトラクションがあります。ナイアガラにある中級以上のホテルの多くは滝に面した、オーシャンビューならぬ、フォールス(滝)ビューの部屋を用意しているので、ずっと滝を堪能していたいという人はリクエストしてもいいかも。
CNタワーとトロントの町

CNタワーとトロントの町 写真提供:オンタリオ州観光局

ナイアガラへの玄関口となるトロントもぜひ立ち寄りたい町です。湖畔にそびえるCNタワーからはトロントとオンタリオ湖の風景が一望できます。世界各地からの移民が住むこの町では、いたるところに中華街、イタリア人街、ギリシャ人街などのエスニックタウンがあり、これらの町を散策するのもトロントならではの楽しみ方。これらの場所では、彼らの母国の味を楽しむことができます。
  • トロントの気候や見どころなどの詳細はこちら>>>トロント

9月下旬になると、このナイアガラ、トロントを基点にしたメープル街道の紅葉シーズンが始まります。1000以上の島々が浮かび、ドレッシングの名前の由来ともなったサウザンド・アイランドの遊覧船、首都オタワなどが紅葉の見所。
  • メープル街道での秋の紅葉観光についてこちら>>>メープル街道

<アクセス>
この地方の玄関口になるのがトロントで、エアカナダが成田と羽田から直行便を運航しています。直行便のない期間はバンクーバーでの乗り継ぎ、もしくはアメリカのデトロイト、シカゴなどの都市を経由してのルートが一般的。

ナイアガラの滝はトロントからバスで約2時間。またナイアガラはアメリカとの国境に面しているので、アメリカ側からのアクセスも可能。一番近い米国側の町バッファローからはバスで1時間です。
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