不動産売買の法律・制度/不動産売買の法制度

覚えておきたい住まいの数字(2ページ目)

住宅や土地を買おうとすれば、避けて通れないのが数字の世界。購入物件を選ぶときにも数字の知識が必要です。そこで今回は難しい計算を抜きにして、数字が嫌いな人でもわかる「住まいの数字」をまとめてみました。

執筆者:平野 雅之




〔E-0〕
ホルムアルデヒド放散量を表すJIS規格 (旧) で、JAS規格では Fc0 に相当。2003年7月の建築基準法改正に伴う表示方法の変更により、現在の規格では F☆☆☆ となります。従来は E-0 が最も等級の高いものでしたが、現在の基準ではもう一等級厳しい F☆☆☆☆ が採用されています。


0.5

〔0.5回〕
24時間機械換気の性能の目安は1時間あたり0.5回。つまり2時間で室内の空気がすべて入れ替わることを意味します。




〔1週間に1回〕
売却時における専属専任媒介契約では、1週間に1回以上の (文書による) 業務処理状況報告が、宅地建物取引業者に義務付けられています。
文書化は標準約款にて規定


1.25

〔1.25倍〕
変動金利による住宅ローンでは返済額が5年ごとに見直しされますが、金利上昇局面でも返済額アップは1.25倍までが上限とされています。この返済額アップでカバーしきれないほどに金利が上昇した場合には、払っても払っても元金が減らないばかりか、利息分が上乗せされて住宅ローン残金が増えていくという問題があります。<未払い利息


1.62

〔1.62平方メートル〕
部屋の大きさを表すときの1畳あたりのサイズの目安。1.8m×0.9mによります。和室の場合、畳の大きさが必ずしもこれと一致しているわけではないので、単純に畳の枚数をみるのではなく、部屋全体の大きさを確認することが必要です。


1.8

〔1.8m〕
尺貫法による1間 (けん) の長さ。正確には1.8181818・・と続きます。1間×1間が1坪で、現在でも住宅設備の寸法は1間の長さをもとにしたものが数多く使われています。ただし、最近では1mを基準とした 「メーターモジュール」 のものも増えてきています。




〔2m〕
都市計画区域および準都市計画区域内において、建物の敷地は建築基準法上の道路に2m以上接していなければなりません。

〔2週間に1回〕
売却時における専任媒介契約では、2週間に1回以上の (文書による) 業務処理状況報告が、宅地建物取引業者に義務付けられています。
文書化は標準約款にて規定

〔2年〕
宅地建物取引業者が売主となる場合、新築建物ではその瑕疵担保責任期間が10年 (建物構造上主要な部位) となっていますが、中古建物や土地の場合などでは瑕疵担保責任期間を2年とすることが認められており、実際に2年までとするケースが大半。なお、個人が売主となる中古住宅などでは、瑕疵担保責任を一切負わないとする特約も有効です。


2.75

〔2.75m〕
マンションの階高 (1フロア分の高さ) は2.75m以上が目安のようです。



【 0~ 2
【 3~ 5
【 7~ 15
20~ 40
45~ 70
80~240
550~  】



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