夏が旬の岩牡蠣
・岩牡蠣
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質の高い岩牡蠣。もちろん生でいただきます。 |
至高の料理が続く中、ここで登場したのは、なんと岩牡蠣! しかも、的矢湾・畔蛸町のあだこ岩牡蠣です! もちろんタグも付き。それにしてもこの流れで、このサプライズは嬉しすぎますね。岩牡蠣のクリーミーかつクセのない、ふっくらとした大ぶりの身質は、一口ごとに酒を誘う見事な味わいですし、まさに夏の珠玉ともいえる逸品でした。
・焚き合わせ
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大正時代の器(長崎の平戸焼)で。 |
次は「鱧」の入った炊き合わせです。平戸嘉祥の端正な器に盛られた、様々な具と黄金色に艶めくとろみ出汁は、東京の色濃い出汁文化とは正反対の美しさを誇り、こういう気品さえ漂う繊細な薄味を味わう度に、京都人で良かった! と改めて実感させられますね。まさに、京料理の極致。