京都グルメ/京都のイタリアン

カノビアーノ京都(5ページ目)

今や京野菜イタリアンを代表する一軒となった「カノビアーノ京都」。京都という伝統的な野菜王国だからこそ描き出すことができる郷土料理(=真のイタリアン)を皆さんも是非。

執筆者:麻生 玲央

ほっこりできる最後のお楽しみ


・苺のフロマージュブラン 甘夏のソース ミントのジュレ
苺のフロマージュブラン 甘夏のソース ミントのジュレ。
苺のフロマージュブラン 甘夏のソース ミントのジュレ
お口直しのデザートは、苺のフロマージュブランを乗せたワンスプーン。苺の甘酸味・甘夏の甘味・ミントの爽快感による三位一体の風味となり、肉食後の口内をさっぱりとさせてくれます。

・一保堂のほうじ茶のアフォガード(プリフィクスから一種類選択)
アフォガード。焙じ茶。
まずはこんな感じで登場。ここに焙じ茶を注ぎます。
通常のアフォガードはエスプレッソをかけるものですが、カノビアーノ京都では「一保堂」の焙じ茶を使用!

一保堂のほうじ茶のアフォガード。
一保堂のほうじ茶のアフォガード
こうして、焙じ茶の香り・苦味・旨味の利いたアフォガードの完成! 最後は残った焙じ茶を注ぎ入れ、普通の焙じ茶としても愉しめます。

・西瓜と白ゴマのブランマンジェ ハイビスカスのソース(プリフィクスから一種類選択)
西瓜と白ゴマのブランマンジェ ハイビスカスのソース。
西瓜と白ゴマのブランマンジェ ハイビスカスのソース
夏のデザートで必ず食べてみたいのがスイカを使ったものですよね。意外にスイカを使ったデザートを出してくれる店は多くない気がしますので、メニューにあれば確実にオーダーしてみたくなるのです。このスイカのデザート、構造的には上に乗っているのがプレーンタイプの焼き菓子で、その下には丸形のスイカと、白ゴマのブランマンジェ、そこにハイビスカスのソース、といったキュートなルックス。鮮やかな色合い的にも、夏らしさを感じさせてくれる一品でした。

京都テロワールの極み

食後ティ。
最後は食後ティで締め。
三条駅すぐという絶好の立地条件に加えて、緑を多用した庭園の眺めなど、最良のスペックを揃えた最上級イタリアン「カノビアーノ京都」。

京都の地の利を活かした朝採れ地野菜を、シェフが自ら畑に赴いて厳選・収穫されることにより、質の高さや鮮度は抜群。しかも、ニンニクやバターを使わずに調理されるため、各素材の持ち味が存分に味わえます。

京都のテロワールたっぷりの野菜料理達は、もはや京野菜イタリアンというよりも、新・郷土料理としてのイタリアンを確立していると言っても過言ではないでしょう。京都という伝統的な野菜王国だからこそ描き出すことができる洗練された京野菜イタリアンを皆さんも是非。

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・店名: RISTORANTE CANOVIANO(カノビアーノ)KYOTO
・所在地:京都市東山区大和大路通三条下ル東側大黒町137 Kyouen1F
・アクセス:京阪本線「三条駅」 5番出口 徒歩約2分
・地図:Yahoo!地図
・TEL:075-531-9831
・営業時間:11:30~14:00(LO)、18:00~21:30(LO)
・定休日:無休
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