やはりX'masはフレンチで。

外観。
店の外観。大きくはためくフランス国旗が目印です。
もうすぐクリスマスということで、京都と兵庫の2都市で、クリスマスにピッタリな麻生的ベストフレンチ店を御紹介していきたいと思います。まず、その第1弾「京都編」として取り上げるのは、脅威的なプリフィックス構成とアットホームな雰囲気が魅力の名店「コムシコムサ」。

注) 「コムシコムサ」は「京都市左京区岡崎法勝寺町124-4」に移転されています(2015年現在)。当記事は移転前の2006年に掲載した過去記事となります。御注意ください。


内装。
席間が広く、隣が気にならないため会話も存分に愉しめる。
場所は京都市美術館や京都会館などが近くにある二条通。観光の折りにもフラリと立ち寄れる立地に店はあります。店内の雰囲気は、ジャズが流れる落ち着いた感のあるスッキリした内装。カウンター席とテーブル席がありますが、どちらも席間に余裕をもたせてあり、満席の時でも寛ぎやすい空間作りが嬉しいですね。


選べる楽しさ、組み立てる愉しさ

前菜から。
これは前菜からの一品「ムール貝とほうれん草のタルト仕立て」。生地のもっちりサクサク食感が、非常に心地良い。
さて、今回は夜のコースを御紹介。5,250円で前菜が冷・温・スープと3皿続き、その後にメイン、そして一口変わり御飯、またはチーズ盛り合わせ。最後はデザートにプチフールという献立です。これに自家製全粒粉パンがついて5,250円のプリフィックス・コースですから、最高水準のコストパフォーマンスといっていいでしょう。 また、皿数が多くボリュームがあるのも嬉しいところ。スープ以外は全ての皿がプリフィックスですから、好きな料理で献立を組み立てていけますし、まさにワガママな京都人にピッタリの内容! 今回訪問した日も満席でしたが、これだけのことをやってのけられるレストランは、関西でも極めて希有ですから、その人気の理由も分かるというものです。

次ページでは、優しく心に残る料理を御紹介します