京都グルメ/京都のフレンチ

コムシコムサ(4ページ目)

京都フレンチの名店「コムシコムサ」。京都とフランスの料理的マリアージュが存分に楽しめるコストパフォーマンスの高い一店です。

執筆者:麻生 玲央

感動の宴はまだまだ続く

レモンティー。
レモンにまで気の利いた演出。本当に素晴らしいとしか言いようがないレストランです。
最後はレモンティーで〆。私がレモンティーで一番こだわるのは、レモンの皮が剥いてあるかどうかだったりします。この店では、きちんと皮を剥いてあるだけではなく、写真のようにキュートな串にさして供してくださいます。

タップナード。
タップナードにここまで魅了されたのは初めて。香味の利いた風味はワインのつまみにもなります。
それと、自家製全粒パンも特筆物の美味しさ! 焼き込み加減、しっとりふっくらな食感など、あまりにクォリティが高いので、料理の前に食べ過ぎて料理が入らなくなった人も多いとか。また、添えられていたタップナードと発酵バターも、この美味パンをさらに魅力的なものにしてくれます。特にタップナードはオリーブとガーリックの利き方が最高で、今まで食べてきたどの店のタップナードよりも気に入りました。


まさに大人のためのレストラン

カウンター席。
こちらはカウンター席。黒板には本日のチーズが書かれています。
美味しいのはもちろん、食べ手のことをちゃんと考えた「思いやり」が感じられる「コムシコムサ」の料理は、記憶に残る料理というよりも、心に残る料理。そんな言い方が麻生的にはシックリくるのです。

5,250円コースでこれだけクオリティを出すことのできるレストランは関西でも数少ないでしょう。全てにおいて「スゴイ!」の一言しかいいようがありませんよ。

日々の仕事に疲れた大人達には、是非とも訪れていただきたい京都フレンチの名店。きっと帰り際には、日々の忙しさの中で忘れていた「笑顔」を取り戻していることでしょう。

注) 「コムシコムサ」は「京都市左京区岡崎法勝寺町124-4」に移転されています(2015年現在)。当記事は移転前の2006年に掲載した過去記事となります。御注意ください。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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