七条にある隠れ家的一軒

にじょう
「にじょう」の外観。
京都東山の観光地の中でも、ほぼ最南端に位置するのが七条通の三十三間堂界隈。京の中心からは外れますが、七条通を挟んで北側には京都国立博物館もあるため、休日ともなれば観光客で結構込み合います。大抵の方々はこの七条通から外れることなく、お目当ての名所を見て、お昼ともなれば七条通沿いの食事処でお腹を満たし、そのまま帰って行かれることでしょう。

しかし、こと食にうるさい食いしん坊さんたちにとって、ここで脇道に入らないということは、人生の楽しみをかなり失って損することになるかもしれません。

というのも、七条通から少し南に入ったあたりには、観光客が足を踏み込むことのない住宅地が拡がっており、その一角に開店4年目となる中華料理の名店「中国彩膳 にじょう」がひっそりと私達を待っていてくれるからなのです。七条にあるけれど「にじょう」という店名は、 腕の確かな料理人「二條晃一」さんが誇らしく自らの名前を冠されたから、というわけです。


料理長。
料理長の二條晃一さん。
徳島ご出身の二條さんは、18歳で修行をスタート。神戸の「シェラトンホテル」や木屋町の「一之船入」、「菫」、その他数々の名店で、それぞれの店の良い所を余すところなく吸収されました。 かくして広東料理を中心にあらゆるジャンルの中華料理をマスターされて独立されたのが4年前。現在41歳という、まさに脂の乗り切った料理人さんなのです。


店内。 内装。
カウンター席 テーブル席
麻暖簾の掛かる、純和風の一枚扉を開けると、中は一転スタイリッシュ・モダンなインテリア。右手のカウンターを横目に奥に進むと、落ち着けるテーブル席があります。

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