この世の中は禁断の恋にあふれているかも
現代の不倫は、かつて姦通罪といわれる犯罪だったことも! 但し、地域や時代と共に倫理観も変わっていきます
社会におけるジェンダー格差が縮まり、結婚の意味自体が変りつつある現代。賛否両論あるものの、不倫という自由恋愛は少なくともなくなることはないでしょう。
そんな環境下、もしかしたら、あなたも禁断の恋の世界(要は不倫)へ足を踏み入れてしまっているかもしれません。今回は、もしもそんな禁断の恋の世界へ迷い込んでしまったときの要因と、その処方箋をお伝えしましょう。
あなたが禁断の恋に陥る宿命的要因は?
あなたが今まで禁断の恋を経験したことがなかったとしても、未来のことはわかりません。特に、独身男女の魅力格差が顕著と考えられる我が国日本の環境下においては、なおさらでしょう。ついつい、妻子持ちの素敵な男性に気持ちを奪われてしまうこともあって不思議ではありません。こういった環境的な条件もさることながら、あなたがもしあえて茨の道を避けて通ることの出来ない禁断の恋に落ちてしまうとすれば、それには何か原因があるはずです。
人には、誰にでも必ず運命の相手が存在します。あなたが、素直な気持ちで、人生に正しい目的を持ちながら日々過ごしているのであれば、運命の出会いは大抵の場合、何人も傷つかない自然な流れの中で訪れます。
とはいえ、人の一生は多種多様。人生を彩る恋愛のカタチも千差万別です。あなたは、もしかしたら、苦しい不倫関係を通して、新たな「何か」を学び取ることを宿命づけられているのかもしれません。もし、そうだとすれば、あなたにとって禁断の恋は、宿命的に避けられない学びのためのチャンスという事になります。
不倫に潜む心理的な要因(独身女性編)
相手がなんと言おうと、家族や奥さんという帰る場所や安定を得たうえで、あなたとお付き合いしている事実をお忘れなく!
もし、あなたが独身であるにも関わらず、既婚者と不倫関係に陥ってしまったとしたら…これは、あなたの「自尊心」が欠如している可能性が高いと言えます。
あなたにとって不倫相手は、とても愛する恋人かもしれません。でも相手の男性から見れば、相手があなたにどう説明しようとも、あなたは浮気相手でしかありません。
一夫多妻制の国であれば別ですが、日本の現代社会において、あなたが一方的にリスクも高く不利な恋愛関係に依存しているとすれば、それはあなたが、自分自身を愛していないからかもしれません。自分を大切にする女性は、おそらく、明らかに不利で先の見えない不倫関係に身をゆだねることはないからです。
不倫に潜む心理的な要因(既婚女性編)
守るべきもの、本当に失くしたくないものは見失わないように!
あなたが、お互い自由恋愛を認め合う新しいタイプの結婚生活を実践しているカップルで無い限り、これもあなたの自尊心に問題があると見なせます。
独身女性のケースとは少し異なり、このタイプの浮気は、往々にしてあなたが自分自身の自尊心を取り戻したいがために行う自己実現の手段と考えられます。
つまり、今やあなたのことを褒めてくれたり、ありがたがってくれたりしなくなってしまったパートナーとばかり一緒にいるだけでは、もはやあなたの自尊心が満たされることがなくなり、その代償として、外にあなたを目一杯褒めてたたえて、大事にしてくれる新たなパートナーと付き合うことで自尊心を取り戻そうとするのです。現に浮気の最大の効用として、「自分に自信が持てるようになった」と即答する浮気経験者が沢山いるという調査結果もあります。
それが宿命であったにしろ、心理的問題が原因であったにしろ、もし、あなたが禁断の恋に陥ってしまった時のために、最低限守り抜きたい処方箋をいくつかご提案したいと思います。
禁断の恋のための7つの処方箋
禁断の恋を恋愛へと昇華させるにはマナーが大切! 孤独であれる強さとしなやかさが必要です
禁断の恋は、自分たちだけの秘密の楽園。よく女性の中には、平然と自分の不倫関係を自慢気に周囲に話す人がいますが、これはマナー違反という以前に、とてもおろかな行為です。
一度広まった噂は、簡単に消えることはありません。不倫がバレて迷惑を被るのは、あなただけではありません。相手を含んだ家族みんなが悲しい思いをします。最悪の場合、あなたの社会的地位も抹殺されかねません。
2.迷いがあるならやめること
あなたが、もし不倫関係を持ちながらも、常日頃「続けるべきか、やめるべきかそれが問題だ!」と迷っているのであれば、きっぱりと足を洗うことをおすすめします。
心理学的にも運命学的にも、迷いながらの恋愛は、いずれ、あなたのこころのエネルギーを消耗させて、私生活の他の部分にも影響を及ぼしかねないからです。
3.期待しない
禁断の恋は、所詮未来を求めてはならない恋愛関係です。万が一にも、相手が離婚ということもあり得ないことではありませんが、そんな場合でも、きっと、あなたは自分が原因で捨てられた相手の家族に対して一生負い目を感じることになるでしょう。禁断の恋においては、常にあなたが失う立場にいるということを自覚しておきましょう。
4.原因を解明する
あなたが、なぜ禁断の恋に陥ったのか、その原因をしっかりと知ることは今後の方針を決める上でも必要です。ただ好きでたまらなかっただけなのか? 相手が強引だったからか? 自分に隙があったためか? 一人が寂しかったからか? そして、その原因次第では、やはり、きっぱりと終止符を打つことが必要になることもあります。
5.うしろめたさを感じない
禁断の恋も、ある意味、恋愛の一つのカタチです。もし、仮に好きになってしまった人が既婚者だったとしても、それは、いたしかたがないこと。周囲を傷つけないのであれば、罪悪感を持つ必要はありません。
ただ、そのためには絶対に秘密を守ることが大前提です。もしそれでも、あなたが、うしろめたさを感じてしまったら? その時は、きっぱりと足を洗いましょう。
6.学びの機会と心得る
あなたが、まっとうな理由(純粋に相手を好きになってしまったから)で禁断の恋に陥ったとすれば、それは必ずあなたの人生にとり意味のあることのはず。秘密を守りながら限られた時間で紡ぎ合う恋愛関係には忍耐や苦労がつきまといますが、それらもきっとあなたにとって、とても大切な学びのはずです。
7.自分自身の世界を持つ
禁断の恋に限らず恋愛だけが人生の全てとなってしまっては、人間的成長が望めなくなってしまいます。そもそも、恋愛は成長の糧であるべきもの。禁断の恋を軽やかに楽しむ傍ら、熱中出来る、仕事、趣味、スポーツを見つけて、恋愛だけに依存しない、自分自身の世界を確立する努力をしましょう。これが、ひいては、あなたの自尊心の確立へともつながります。
もしあなたが禁断の恋の世界へと迷い込んでしまったとしたら、まずは、あなたの人生における意味をじっくりと噛み締めながら後悔しないように行動することが一番大切です。
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