言葉のパワーは実在する?
普段何気なく発する言葉には思いがけなくパワフルなエネルギーが秘められています。 |
日本でも、言葉の持つ力は、太古から「言霊」と呼ばれ、祝詞や真言という形で、人々の願いを叶えるために使われています。
つい最近も、「幸せになる言葉」のブームが到来しましたが、日常生活で習慣的に口にするようにしている方も多いのではないでしょうか。
言葉は、それが持つ「意味」と音の放つ「バイブレーション」という二つの側面からパワーを発揮します。
言葉は、誰にとっても好ましい「意味」を持つときに、それを発した人のみでなく、その言葉を聞いた人全員に心理的な好影響を与えます。そして、言葉を構成する音の組合せが生み出す独自の振動(バイブレーション)は、直接わたしたちに働きかけます。
例えば、「綺麗」という言葉は、その意味を通じて、相手の気持ちを良くすると同時に、「綺麗」という音そのものが生み出すバイブレーションが、自分と相手に直接影響して、わたしたちをその通りに変えてゆきます。
たとえ、綺麗という言葉の意味を知らない植物であっても、いつも「綺麗だ」と語りかける事で、より美しい花を咲かせることも可能です。
このように、言葉には大きなパワーが秘められています。美しい響きを持つ言葉や美しい意味を持つ言葉を選んで、日常の会話で使うように心がければ、自分自身だけでなく、周りをも美しくすることが出来ます。