結婚話にむしろ「ほっ」
ご家族のみなさんと、どこの温泉に行ったのですか?
「登別にある老舗の温泉旅館に宿泊しました。館内にいろいろな種類のお風呂があるので、みんなが楽しめると思って。お料理も美味しかったですよ」
彼と日本の家族との距離が一気に縮まった温泉旅行。おすすめの戦略かも… (写真はイメージです) |
ところで、レオさんは日本の温泉は好きですか?(たぶん、好きだと思いますが……)
浴衣を着て、ご家族と一緒に夕ご飯を食べたりしたのかしら?
「温泉、だ~い好きですよ。九州の温泉にも行ってみたいと言ってるくらいだから。
彼も浴衣を着て、みんなで食事しました。家族のなかで英語を話せるのは私だけなので、通訳しながら食事をしたのですが、通訳ってけっこう疲れますね……」
そうそう、よく分かります。私も経験がありますから。
結婚そのものに関して、ご両親から反対はなかったのでしょうか?
「彼と長い間、遠距離恋愛していることは、両親とも知っていたので、全然反対はなかったですね。用事で実家に電話するたびに、『彼とはどうなっているの?』って聞かれることが、よくありましたから。
むしろ両親は、結婚が決まってとても喜んでいたと思います。私の年が年なので(苦笑)、早く結婚してほしいと思っていたようで……」
そうですか~。カナダの英語学校で同級生だった頃は20代だったミキさんも、今は30代半ばだそう。私のほうが、時の流れを感じてしまいます……。
ご両親は無事クリアできたようですが、親戚の方たちの反応はいかがでしたか?
「親戚の人たちも、私が外国人と付き合っていることは知っていたし、彼とは、温泉旅行の前にも、何回か一緒に北海道を訪れていて、そのたびに親戚の家に行って紹介していたので、大丈夫でした。みんな喜んでくれましたよ」
式の準備はお母さんに託して
ご家族や親戚の了承を得られたということで、いよいよ結婚準備に取りかかれますね。
結婚式のプランはどのようにたてていったのですか?
「この温泉旅行に行った時、うちの母に頼んで、結婚式の準備をすべてお願いしてしまったんです。式は北海道で挙げるけど、私はまだ東京に住んでいましたから。
それからは電話で母と相談しながら、式の準備を進めていきました。全部任せてやってもらっちゃったので、ホント、うちの母には感謝しています」
お母さんは、すべて託されて、内心喜んでいらっしゃったのではないでしょうかね~。
お父さんはどんなご様子でしたか?
「父も喜んでいたと思います。寡黙な人だから、言葉では何も言わなかったですけどね。
式の準備に関しては、すべて母に任せて、父は何もしなかったと思うな……」
こうしてみると、ご家族との温泉旅行で、結婚の具体的な話が一気にかたまっていった感じですね。
……そして、いよいよ結婚式。
フィンランドからは、なんと総勢11名の参列者が来てくれました!!
続きは次回で。
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