【編集部からのお知らせ】
このたび「31歳からの恋愛相談室」がスタートいたしました。
オトナ女子の恋活・婚活にまつわる悩みに、恋愛のプロが、無料でお答えします。
ご応募はこちらからどうぞ!

記事例:「なんで結婚しないの?」に答え続けるのにもう疲れました

「異文化ストレス」がうつの引き金に

幸せなはずだった結婚生活が……
外国人のパートナーと幸せな結婚、海外で暮らし日本と行ったり来たりの生活……など、一見華やかなイメージの国際結婚ですが、実は「うつ」を発症したり「引きこもり」になってしまう人が意外に多いことは、あまり知られていません。特に、カップルのうち、母国を離れて外国に暮らしている側に、この症状が多く見受けられます。

これは、自分が生まれ育ったのとは異なる文化・異なる言語で生活するときに出てきやすい症状で、そのような環境下で生じる抑圧された状態を「異文化ストレス」と呼んでいます。国際結婚では、この異文化ストレスがうつの引き金になってしまうことが多いのです。その実例をご紹介しましょう。

思いもよらなかった環境の激変で


A子さんは語学留学をしていて、現在のご主人と知り合い結婚、その国で暮らすことになりました。既に1年以上住んでいたので、生活にはもう慣れていたし、言葉もそこそこ話せましたから、そのまま居住することには何の不安もありませんでした。むしろ、その国にずっと住みたいと思っていたので、結婚が決まってとても喜んでいたくらいです。

ところが、結婚後に住むことになったのは郊外のアパート。それまではダウンタウンのアパートに住み、友達もみな周辺にいたので、つまらなくなると誰かを呼び出したり、夜遅くまでカフェでおしゃべりしたりと、とても楽しく過ごしていましたが、そうもいかなくなりました。周りは住宅地でそんなお店はなく、夜は早く帰らないと危ない雰囲気。もちろん友達は誰も近くにいませんし……。

ダウンタウンに出るのも大変でした。まだ車の免許を持っていないので、バスを乗り継いで行くのですが40~50分かかります。免許を取ることも考えましたが、今の経済状態では、自分用の車を買うのは無理そうです。

それでも結婚当初は、まだ友達が代わる代わる遊びに来てくれるのでよかったのです。女の子たちからはうらやましがられたりしますから、ちょっと鼻高々でもありました。

しかし、1人帰り、2人帰り…と、やがてほとんどの友達が日本に帰国してしまいました。語学学校に通っているわけではないので、新しい友達もなかなかできません。働こうにも就労可能なビザがまだ取れていない、ウエイティングの状態なのです。

A子さんは、次第に家で1人で過ごすことが多くなってきました。


負のスパイラルが始まり、一時は夫婦間に亀裂が……