国際結婚/国際結婚アーカイブ

家族との温泉旅行で結婚話が一気に進展(2ページ目)

フィンランドのレオさんとの遠距離恋愛5年間を経て、2人の気持ちは結婚へと固まっていきます。双方の家族には既に遭っていましたが、結婚話が一気に実現化したのは、ミキさんのご家族との温泉旅行からでした。

執筆者:シャウウェッカー 光代

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駅前で待っていた彼の手には…


「その日は、私が住んでいた埼玉の地元駅の改札口前で待ち合わせしたのですが、彼が花束を持って私を待っていたので、ビックリ!! これには本当に感激しました!」

よかったですね~! 女性にとっては、本当にうれしい瞬間ですよね。

ところで、結婚後の生活をどうするか(どこに住むか、とか)などの話し合いは、お2人でしていたのですか?

「はい。最初、彼は『日本で働く』と言っていたのですが、途中から考えが変わって、フィンランドで就職することになったんです。私は、日本での生活にも少し疲れてきたので、環境を変えてフィンランドで生活するのもいいかも……と思っていました。
ただ、彼は、近い将来は日本で働きたいって言ってますけどね。

それから、結婚後はフィンランドの女性と同じく働いてほしいとも言われました。なんせフィンランドは、男女平等で、夫婦共働きが多いので……。
しかも、フィンランドの大統領は女性ですから。男性より女性のほうが強い……かな???」

調べてみましたら、現在の大統領は、2000年に選出されたタルヤ・ハロネン氏で、フィンランド史上初の女性大統領だそうです。
ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンさんも女性ですし、女性の活躍の場が広い国なのですね。

ご両親との顔合わせ


彼がミキさんのご両親に初めて会ったのは、いつ頃ですか?
「2002年の夏でした」

……ということは、意外に早い時期からご両親とは顔合わせしていたのですね。
この時はどんな感じでした? お互いに緊張している感じでしたか?

「それが、うちの両親は全然緊張していなくて……。しかも、日本語で彼に挨拶していたし……(笑)。
むしろ彼のほうがカチンコチンに緊張していて、気の毒になっちゃうくらいでした」

そして、正式な結婚の報告は……
「去年の3月末に彼と北海道に行き、うちの両親と伯母と一緒に温泉旅行に行って、その時に話をしました」

この旅行で、結婚に向けての歯車が、急速に、かつスムーズに、動き出すことになるのです。


温泉のリラックスしたムードが功を奏した…? 展開は次ページへ →

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