郵便物・封筒やはがきの切手の貼る位置、間違えていませんか?
切手を貼る位置、勘違いしていませんか?
<目次>
切手を貼る位置:縦長の封筒やはがきの場合
縦長の封筒やはがきに切手を貼る位置
さらに貼る範囲も決まっており、左上部分の縦7.0cm×横3.5cmの範囲に貼りましょう。これは郵便局の機械で切手に消印を押せる範囲が決まっているからで、範囲外は手で消印を押すことになり、時間と手間がかかってしまいます。
切手を貼る位置:横長の封筒やはがきの場合
横長・横書きの封筒やはがきに切手を貼る位置
※「内国郵便約款第43条-3」より抜粋
『郵便切手を郵便物の表面の左上部(横に長いものにあっては、右上部)にはり付けていただきます。ただし、その表面の左上部又は右上部に郵便切手をはり付ける余白がないときは、その表面の適宜の箇所にはり付けることができます。』
縦長に置いたとき切手が左上部にこなければいけない
↓
横長のときに右上部なら、縦長に置いたときに左上部になる!
※切手を貼る範囲は縦長の場合と同じです。
つまり、封筒もはがきも、縦長にしたときに左上部にくるように貼ると覚えておけば良いのです。文字のつづり方の縦書き横書きには関係ありません。
絵はがきの文章と宛名の位置
絵はがきの文章と宛名の位置関係
- 縦長の場合……上段=宛名、下段=文章
- 横長の場合……右側=宛名、左側=文章
切手の選び方はプレゼントを贈るように
絵はがきの文章と宛名の位置関係
切手を選ぶポイントは……
■季節の花やプレゼントを贈るように切手を選ぶ
- 季節感は合っているか?
- 封筒やはがきとコーディネートされているか?
- 文章の内容に合っているか?
- 受け取る方に喜んでいただけるか(趣味嗜好に合う、出身地などその方にまつわる絵柄もいい)?
■日頃から切手をストックしておきましょう
切手には「普通切手」、地域性あふれる「ふるさと切手」、様々なイベントやテーマの「特殊切手」がありますが、何枚かストックするなら次の2タイプを揃えておくといいでしょう。
- 季節感のある絵柄
春夏秋冬は押さえますが、1シーズン3柄以上あるといい。例えば桜の時期が過ぎて桜柄を使うのは野暮なので、春=桜だけでは対処できないからです。 - 季節に関係なく使える絵柄
年中使えるので重宝。アニメ、世界遺産、20世紀シリーズなど様々な絵柄が該当しますが、よく見てみるとその中にも季節感が盛り込んであるので注意してください。
「日本郵便 切手・はがき情報」
封筒やハガキへの切手の貼り方・位置は"絵を飾る"ように
頂戴した一部を紹介します♪ (左)切手がイーゼルにセットされ絵画みたい。(中央)切手のデザインを活かしてイラストに。噴出しの中に宛名が書いてあります。(右)切手の中の風景が色えんぴつで延長されています。
書損することを考え切手を最後に貼っても構いませんが、宛名を書く前に仮置きしてみると失敗しません。
また、封筒やはがきというスペースに“絵を飾るように切手を貼る”と捉えてみてはいかがでしょう。あれこれ考えるひとときも楽しいですし、相手の方にもその思いが伝わって喜んでいただけると思います。
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