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ウイスキー&バー/バーで気をつけたいマナー

6回 幼稚なボクちゃんが教えてくれた(2ページ目)

このシリーズをはじめるきっかけとなった出来事を、7月になって思い出した。初心忘れるべからずというが、まったくもって忘れてしまっていた。その出来事とともに、女性におすすめのウイスキーを併せて紹介する。

協力:サントリー
達磨 信

執筆者:達磨 信

ウイスキー&バーガイド

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ローソン限定の名品がある。

価格は¥362(消費税別)。容量は225mlでひとりで飲み切れる。食中にも飲める味わいは、1991年蒸溜山崎シェリー樽原酒をキーにしているからだ。シェリー樽由来の甘く華やかな香味は、絶対に女性に受け入れられると私は思う。

しかも水割りに用いられている水は、山崎蒸溜所でウイスキーを仕込む際に使われている“仕込み水”だ。これはその昔、茶聖、千利休も魅せられた水である。

これで¥362は非常に安いと思う。かなり贅沢なつくりだ。しかもパッケージも贅沢で、ボトルを和風の不織布でラッピングした上に紙縄でネック部分を結んである。ローソン限定品だからという訳ではないが、隠れた名品である。
専門的になるので詳しくは語らないが、12%という低アルコールの水割りで、ここまでシェリーの香味をしっかりと伝えられるというのは凄い技術といえる。まあ、そんな蘊蓄はどうでもいいが、とにかく女性にゆったりと飲んで欲しい、小さな一瓶だ。
 
リザーブ
左/リザーブ10年、750ml¥2,230、右/リザーブ10年<シェリー樽仕上げ>700ml¥2,100。
ついでにという訳ではないが、よく女性の方に、入門的なウイスキーはありますか、と聞かれる。私は女性にはスタンダードのサントリー リザーブ10年、もしくはリザーブ10年<シェリー樽仕上げ>をすすめている。

リザーブ10年は華やかでまろやかな香りと、洗練された柔らかい味わいが特長で、そのもうひとつの<シェリー樽仕上げ>は華やかさがさらに充実していて、バニラ香とシェリー樽由来の豊かな風味を満喫できる。
リザーブ10年は43度、750ml、¥2,230。リザーブ10年<シェリー樽仕上げ>は40度、700ml、¥2,100。自宅でちょっと試して欲しい。まずは氷とミネラルウォーターを用意して、自分の好みの濃さに調整して飲みはじめるといい。ウイスキーの香味の奥深さを堪能できるはずだ。慣れてきたらオン・ザ・ロックという風に濃くしていけばいい。

言い忘れていたが、ローソン限定の先述の水割りウイスキーも氷を用意すること。よく冷やして飲むと、さらに旨さが高まる。
では、今回はここまで。次回のこのシリーズは、バーでの楽しみ方を知っている素敵な女性について書く。8月20日前後には発信する予定だ。
前回の『再び、チャージと清潔感2』もご覧いただきたい。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。
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