バーテンダーを頼みにする。

扇形にカットしたライムやレモンは、どうぞ絞ってください、という意味に取ろう。また輪切りにしたスライスしたライムやレモンは、酸味は加えてありますが、もし足りなかったら絞ったり、グラスの中でマドラーでちょっとつぶしていただいても結構ですよ、ということ。
ただしマドラーでやたらステアなどしない方がいい。炭酸ガスが飛んでしまって、刺激が少なくなる。あくまで軽く。

絞った後、ライムやレモンをグラスの中にそのまま落とし入れる人はいいが、そうでない人はどうすればいいか。
簡単だ。バーテンダーに「お願いします」と手渡せばいい。
サービスのいい店は、バーテンダーが紙ナプキンを広げて待ち受けていてくれる。その上に絞ったライムやマドラーを載せて、「ありがとう」と言えばいいのだ。
もっとサービスのいい店は、コースターの上にジン・ライムのグラスがあるのではなく、ソーサーに載せて出してくる。ライムを絞ったり、マドラーを使ったら、ソーサーに置けばいい。
すると、いつの間にかソーサーはかたづけられ、コースターに変わっている。バーテンダーの心遣いが嬉しい。

もっともいいのは、そばに小皿を置いてくれる店。そこに置けばすべてOK。
私の場合は絞り落とさないので、絞ったらすぐバーテンダーに手渡す。マドラーも2、3回グラスの中を軽く上下させてから手渡してしまう。
もしスライスレモンがグラスの中に入っていたら、私は放っておく。気にしないで飲む。

だからルールはない。先述した通り、自分流でいい。そしてバーテンダーを頼みにする。なんたって、バーのテンダーなんだから。もし頼みにして声をかけて感じ悪い態度を取られたら、その人は三流と思っていい。そしてそんなバーへは二度と行かないこと。
またこちらからライムやレモンを頼んでもいい。私はウイスキーのソーダ割り、つまりハイボールを飲む時、気分によって香りづけにスライスしたレモンをグラスの中に入れてもらうことがある。「お願いします」と言えばいいのだ。

今回はここまで。このシリーズの次回発信は5月になるが、バーのチャージ料について書こうと考えている。お楽しみに。

前回のこのシリーズ『バーの扉を開ける、初歩の初歩』も是非、参考にしていただきたい。
 

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